年間500本を観た映画ファンの映画おすすめ  映画:呪怨 レビュー|映画レビューズ
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年間500本を観た映画ファンの映画おすすめ  映画:呪怨 レビュー


第74「呪怨」

中学生の頃、巷で映画「リング」が流行し、世間はホラーブームとなった。

私も友達数人とリングを一緒に見たが、もはやホラーゲームなど見ないと心に誓った。

その数年後、再びホラーのムーブメントが再来する。

その中心にあったのがこの「呪怨」だ。

当初、オリジナルビデオで制作された本作品は、評判が良く、ついにこうして映画化となった。

しかしあまり評判は良くなかったのだが、DVDセールスで火がつき、ついにはハリウッドでリメイクされるまでになった。

物語は、ある家でDVの末に命を落とした女性と、その母親にあの世へ連れて行かれた少年が、家へ引っ越してくる者たちを次々と呪う話しである。

物語としては、オムニバス形式になっており、奥菜恵さんを中心にしながらも、家と関わった人々が呪われていく様子が描かれている。

正直、あまり怖さを感じなかった。

リングの時と同じく、呪怨もコント、コメディマンガなどでギャグとされてしまい、もはや私の中では恐怖ではないのかもしれない。

ただ、人の怨念の強さ、恐ろしい人の恨みを感じるには十分な映画である。

本当に恐ろしいのは人間なのだから。

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