未来は変わったはずだった
「ターミネーター2 特別編」
評価:★4,6
・映画おすすめ 物語
1984年にターミネーターが送り込まれ、襲われたサラ・コナーは、同じく未来から来た戦士と恋をして、一晩の肉体関係を抱く。
それにより生まれたジョン・コナーは、思春期を迎えていた。
しかしサラはスカイネットを作るサイバーダイン社を爆破しようとして逮捕、精神病院に入れられてしまう。
そんな中、ジョンの元に2人の男が現れる。
1人はバイカー姿の大男で、サラを狙っていたターミネーターと同型。
もうひとりは更に進化し、液体金属で構成されたターミネーターであった。
旧型の、サラを狙っていたターミネーターは今度、味方となりジョンを守っていた。
そしてサラを救いに精神病院に向かうが、人に擬態できるターミネーターが待ち構えている危険性があった。
その中にジョンは突入する。
・映画おすすめ 感想
前作の好評を受け制作されたシリーズ第二弾は、前作でサラを狙っていたシュワルツネッガー演じるターミネーターが味方となる、脚本になっており、最新型の液体金属ターミネーターが登場する。
ターミネーター同士が機械を倒す未来のリーダーをかけて戦うという、皮肉も混じった映画になっている。
本作は特別編とあって、ジェームズ・キャメロン監督が本来描きたかった、ターミネーターに近いかたちになっている。
具体的には、サラが精神病院でカイル・リースの夢を見る場面、逃走中にターミネーターのチップを外す場面が追加されている。
その他にも短いシーンが色々と混ざっていて、16分、劇場用より長くなっている。
しかし本作には更に、未来の平和な場面が追加された拡張特別編というのがあるので、もしかするとジェームズキャメロンが描きたかったターミネーターとは、もっと長いものになっていたのかもしれない。
それにこれで未来を確定していれば、後の残念な映画展開もなかったのかもしれない。
【キャスト】
ターミネーター:アーノルド・シュワルツェネッガー(★●玄田哲章)
サラ・コナー:リンダ・ハミルトン(★吉田理保子 ●日野由利加)
ジョン・コナー:エドワード・ファーロング(★浪川大輔 ●近藤玲子)
T-1000:ロバート・パトリック(★江原正士 ●咲野俊介)
【スタッフ】
監督:ジェームズ・キャメロン/製作:ジェームズ・キャメロン/製作総指揮:ゲイル・アン・ハード、マリオ・カサール/脚本:ジェームズ・キャメロン、ウィリアム・ウィッシャー/音楽:ブラッド・フィーデル
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