伝説はここからはじまる
「フッド ビギニング」
評価:★4,2
・映画おすすめ 物語
若き領主であるロビンは、ある日、自分の馬小屋に馬を盗みに入り込んだマリアンとであう。
一目惚れし、互いに惹かれ合った2人は、身分の差など気にせず、幸せな日々を送っていた。
ところが長官の命令で十字軍への参加を要請されたロビンは、必ず変えるとマリアンに誓い、戦場へむかった。
しかし戦場では厳しい現実がまっていた。
原住民との戦い、捕らえた捕虜の容赦ない処刑。
これに耐えきれなくなったロビンは捕虜を逃がす。すると情感にその場で矢で射られ、治療ののりイングランドへ送り返されることとなった。
荒海を超え、イングランドに帰ると、彼は2年前に死亡したことにされており、領地は没収され、マリアンは別の男と結婚していた。
どん底に落とされたロビンだったが、それを助けたのは、他ならぬ十字軍と戦った敵の男だった。
名前が長くジョンと名乗るその男は、戦争のあとに起こる混乱や独裁者の出現を許してはならない言い、なにか象徴になる者の出現を目的に密航までしてきたという。
そこで捕虜を逃したロビンに気骨を見出し、鍛えるためにやってきたのだった。
ジョンに鍛えられたロビンはフードを被り、長官の金を盗んでは領民にばらまく義賊となった。
こうして彼の戦いは始まる。
・映画おすすめ 感想
これは新しいロビンフッドの物語。
これまで幾度となくロビンフッドは映画化されてきた。一時期は人類で知らないものは居ない、というほど有名なキャラクターである。
今回のロビンフッドの世界観は中世イングランドが主な舞台ではあるものの、中世という感覚ではない、ファンタジーに近い世界観である。
十字軍として遠征した、というのはこれまでも幾度も設定に入れられてきたが、鉱山の描写などは、パイレーツ・オブ・カリビアンのようで、ファンタジーである。
またマリアンが領主の花嫁というのは聞いたことがあるが、ロビンが領主というのも、珍しい設定だと思う。
たいていロビンはその日暮らしの盗賊か旅人であることが多いからだ。
興行的に成功したかは不明だが、続編を作るつもりでエンディングもそういった終わり方になっているので、きっと続編を作る予定なのだろう。
期待して続編を待っていたい。
監督
オット・バサースト
脚本
ジョビー・ハロルド
出演者
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