神父から授かった子供は何者なのか
「オーメン」
評価:4,3
・映画おすすめ 物語
子供が生まれたと連絡をもらい急ぎカトリック病院へ向かった主人公は、そこで子供の死を知らされる。
そこへ神父がやってきて、同じ日に生まれた孤児がいるので、引き取って育ててはどうか、と進められる。
最初は断ったが、結局引取、妻は内緒で実子だと偽った。
ダミアンと名付けられたその子は、イギリス大使となった父と母のもとで健やかに育った。
しかしある日の誕生会、メイドがダミアンのためだ、といい屋敷の屋根から飛び降り、首吊り自殺をしてしまう。
そこから何かが変わり始めていく。
主人公のところには謎の神父が現れ、ダミアンは悪魔の子供だと言い始める。
その言葉通りに、ダミアンの周囲では奇っ怪な事件ばかり起こり始めていた。
そんな時、1人のメイドが現れダミアンの世話係となる。それにあわせ、メイドたちは全員屋敷から出ていってしまうという出来事が起こる。
メイドは犬を飼い、まるでダミアンの護衛のようにしていた。
そしてある記者から持ちかけられた話しから、ダミアンの出生の秘密へとつながっていく。
・映画おすすめ 感想
悪魔を題材にした映画はあるが、おそらくオーメンがそのはしりではないかと思う。
エクソシスト、エンゼルハート、コンスタンティンなど数えたらきりがない悪魔系映画。
その中でも子供が悪魔の子供というショッキングな設定と、父親がそれに苦悩する姿、周囲で起こる残忍な事件。
こうした要素が、ヒットへ繋がり、続編が作られる人気作になったのだろう。
本作は音楽といい、子供の視線の描きからといい、見事だと思った。
ホラー映画でありながら、見えない悪魔を感じさせる。
そこが素晴らしい映画である。
監督
リチャード・ドナー
脚本
デヴィッド・セルツァー
出演者
グレゴリー・ペック、リー・レミック、デヴィッド・ワーナー、ハーヴェイ・スティーヴンス
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