この世には確かに目には見えない何かがある
「死霊館 エンフィールド事件」
評価:★4,1
・映画おすすめ 物語
ウォーレン夫妻はマスコミに悩まされていた。いくつもの怪事件を解決してきた2人を、メディアは面白がり、科学者と対決させる企画などをよくやっていた。
そうした世間の声に、しばらく休息を取ることにした夫妻。
その矢先、妻は悪夢を見る。黒い服を着た悪霊に夫が殺される夢である。
一方その頃、イギリスのとある家に引っ越してきた一家は、怪現象に巻き込まれていた。
夫の居ない母子家庭で子供数人を育てていたのだが、次女がある日から居間の椅子に老人が座っている夢を見始めた。
マスコミがそれを取り上げ、インタビューの最中、次女は老人の声で、ここから出ていけと叫んだのだった。
この事件は大きく取り上げられ、アメリカのウォーレン夫妻の元へ依頼が届いた。
仕事を受けないことにした2人だったが、困っている人を見捨てられず、イギリスへ渡るとこにした。
こうして悪霊とウォーレン夫妻の戦いが始まる。
・映画おすすめ 感想
ジェームズ・ワン監督が手掛けた死霊館シリーズ第二作であり、死霊館としては今のところこれが最新作となっている。
主人公は実在し、教会に唯一認められた悪霊払いの資格のあるウォーレン夫妻。
この事件は実際に起こったウォーレン夫妻の事件簿の1つであり、当時、本当に騒がれた事件である。
そのせいもあって、事実に基づいた悪霊ものとしては、文句のつけようがない。
エンドロールでは本当の写真や音声が流されるので、この映画をフィクションというくくりにはできないところもある。
ウォーレン夫妻が関わった事件はいくつもあり、制作陣は続編を作る予定でいるらしいので、是非とも続けてほしいシリーズである。
監督
ジェームズ・ワン
脚本
チャド・ヘイズキャリー・ヘイズ
出演者
ヴェラ・ファーミガ、パトリック・ウィルソン、フランセス・オコナー、マディソン・ウルフ、サイモン・マクバーニー、フランカ・ポテンテ
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