暴力だけが支配する未来に彼は希望を見つける
「バビロンA・D」
評価:3,9
・映画おすすめ 物語
近未来。
法律はほとんど機能せず、暴力だけが支配する街に、1人の男が住んでいた。
街を歩けば武器証人ばかりが店を連ね、街のあちこちで暴力事件が多発していた。
そんな街に主人公は1人で住み、ある日、肉を買って帰り調理した直後、家に特殊部隊が突入してきた。
それは昔なじみの男が送ってきた特殊部隊で、彼に仕事を依頼したいという。
大物テロリストである主人公に、ある寺院から女性をニューヨークまで運んでほしいとのことだった。
仕事を受けるしかない主人公が、寺院に到着すると、そこの尼さんと女性が現れた。
しかし女は寺院を出た時から狙われていた。
しかも何かを感知したり、不思議な能力を旅の最中に見せていた。
一体女性は何者なのか。詮索もできないまま、主人公はニューヨークを目指すのだった。
・映画おすすめ 感想
ヴィン・ディーゼル主演ということで、期待して見た。
彼お得意の襲撃戦、バイクアクションなどが散りばめられた、ヴィン・ディーゼルを観るための映画に仕上がっている。
また未来都市の造形を見事だ。
貧富の差が激しく、貧しいものが住む街では武器などが露骨に売られ、肉も獣をそのまま売っている。
しかしニューヨークは整備され、サイバーパンクさながらの広告とネオンまみれの街になっている。
この物語で彼女の正体を知った時、一種の聖書を連想させた。
未来を舞台にした新しい始まりの物語なのである。
監督
マチュー・カソヴィッツ
脚本
エリック・ベナールマチュー・カソヴィッツ
出演者
ヴィン・ディーゼル、ミシェル・ヨー、メラニー・ティエリー、ランベール・ウィルソン、マーク・ストロング、ジェラール・ドパルデュー
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