映画おすすめ ハウス・ジャック・ビルド|映画レビューズ
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映画おすすめ ハウス・ジャック・ビルド
彼の趣味は殺人です

「ハウス・ジャック・ビルド」

映画「ハウス・ジャック・ビルト」公式サイト 2019年6/14公開

評価:4,3

・映画おすすめ 物語

強迫性障害を抱く技師のジャックは、常に建築家を目指していた。
細かいことに気づくと、どうしてもそれを直さずには居られない。
そんな彼には夢があった。完璧な家を自分で設計して自分で建てること。彼の芸術であった。
しかし彼はある日、知り合いの嫌味な女が車が壊れたからと言って、強引に車に乗り込んできたことがきっかけで、彼女と口論になり殺してしまう。
そこから彼の趣味は変わってしまった。
見知らぬ婦人の家を訪ねては首を締めて殺す。
ヒッチハイカーがいると車で通り過ぎるが、我慢できずに轢き殺す。
彼にとって犯行は生活の一部になってしまい、殺害した遺体を冷凍庫に保存しては、次の犯行に及んでいた。
だがそうした生活や家の建設にも行き詰まりを感じていくのであった。
ユマ・サーマン、殺人鬼を煽りまくる!?『ハウス・ジャック・ビルト』本編映像 | cinemacafe.net

・映画おすすめ 感想

本作は映像として面白い手法を使っている。
・いくつもの歴史的映像を挟んでいる。
・いくつもの映画の名場面を挟んでいる。
こうした手法によりジャックの複雑な内面を描くことにより、この映画が複雑化している。
しかしその情報量の多い映画だからこそ、過激すぎて劇場から観客が居なくなるほどの残忍な光景がありつつも、賛美されることになるのだ、
けして安易な気持ちで観る映画ではないが、見終わったあと、頭の隅に残る映画である。
結末を見た時、これは映画なのであり、実際にはありえないことなのだという、一種のメタフィクション的な意味があるように個人的には思えた。
映画『ハウス・ジャック・ビルト』見る者を惑わせるジャンル別スペシャルポスター&キャンペーン情報解禁! ―6月14日公開 | anemo
監督
ラース・フォン・トリアー
脚本
ラース・フォン・トリアー
出演者
マット・ディロン、ブルーノ・ガンツ、ユマ・サーマン、シオバン・ファロン、ソフィエ・グロベル
ライリー・キーオ、ジェレミー・デイヴィス


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