男を信じ、沼を抜けて島をめざす
「カリキュレーター」
誰もそこからは逃れられず、夫に捨てられた主人公は罪人として扱われ、他の囚人と一緒に島へ送られることになった。
実際にあるかわからない島。
その島は惑星の危険地帯、沼を抜けた場所にあると言われ、沼に入った者は二度と出てこないとして有名だった。
主人公を含め、複数の囚人が沼送りとなった。その中には粗暴で沼に詳しいとうそぶく強引な囚人もおり、弱々しい囚人たちは彼の指示に従って動くことになる。
だがたった1人、男に凛然と犯行する男がいた。主人公はその男についていくことにした。
沼の果てにあるという島を目指し、旅立つ。
ロシア発のSF映画である。
ロシア映画は近年、着実にそのビジュアルを洗練されたものにしており、本作ではそれが出ていると思われる。
派手な爆破、モンスターでごまかすのではなく、キャラクターを動かし、その心情をしっかりと描くことを積み重ね、映画はできている。
ハリウッドのようなスピード感はない。
だがそこには確実な人間ドラマ、重みのある分厚い映画があると思えた。
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「カリキュレーター」
評価:★4,2
・映画おすすめ 物語
その惑星は秩序を維持する巨大なシステムと、システムによって作られた、厳しい社会システムが構築されていた。誰もそこからは逃れられず、夫に捨てられた主人公は罪人として扱われ、他の囚人と一緒に島へ送られることになった。
実際にあるかわからない島。
その島は惑星の危険地帯、沼を抜けた場所にあると言われ、沼に入った者は二度と出てこないとして有名だった。
主人公を含め、複数の囚人が沼送りとなった。その中には粗暴で沼に詳しいとうそぶく強引な囚人もおり、弱々しい囚人たちは彼の指示に従って動くことになる。
だがたった1人、男に凛然と犯行する男がいた。主人公はその男についていくことにした。
沼の果てにあるという島を目指し、旅立つ。
・映画おすすめ 感想
ロシア発のSF映画である。
ロシア映画は近年、着実にそのビジュアルを洗練されたものにしており、本作ではそれが出ていると思われる。
派手な爆破、モンスターでごまかすのではなく、キャラクターを動かし、その心情をしっかりと描くことを積み重ね、映画はできている。
ハリウッドのようなスピード感はない。
だがそこには確実な人間ドラマ、重みのある分厚い映画があると思えた。
キャスト エフゲニー・ミロノフ 、 アンナ・チポフスカヤ 、 ヴィニー・ジョーンズ
ニキータ・パンフィロフ 、 キリル・コザコフ
監督: ドミトリー・グラチェフ
脚本: ドミトリー・グラチェフ
原作者: アレクサンドル・グロモフ
音楽: アレクセイ・アイギ
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