世界が終わるまで、あなたは誰となにをしますか
「ファイナルアワーズ」
評価:★3.7
・映画おすすめ 感想
太平洋に巨大な隕石が落下した。
世界中のどこの科学組織も口を揃えて、地球に残された時間は12時間だという。
主人公は肉体関係のある女とそのニュースを聴く。女は子供ができたと告げるが、男は女を置いていく。
目的地は金持ちの友達の家で行われる、最後のパーティー会場。そこには友達の妹で彼女である女もいる。
隕石が落下してきて世界は一変していた。暴力、強姦、強盗が相次ぐ街は、もはや秩序などなかった。
中には絶望して自ら命を絶つ人間も出てくる。
そんな中、2人の男に連れ去られた女の子を発見してしまい、見過ごせない彼は、男たちの家へ入り、女の子を救出する。
女の子は父親に置いていかれたらしく、叔母の家に行けば会えると信じていた。
そんな少女を乗せ、彼は姉に少女を任せるために姉の家に向かうが、姉は夫とすでに命を経っており、姪っ子たち3人の墓が庭にはあった。
混乱するも、とりあえず友達の家へ到着した2人。
少女に遊んでいろ、と言い残し主人公は彼女と再開する。だが頭の中には残してきた女のことがよぎっていた。
少女を連れ、この場から出ようとした時、錯乱した女が少女を自分の娘だと言い張り、薬物を伸ばせ、少女はひどい熱をだしてしまう。
困った主人公は近くの1人暮らしの母の家へ急ぎ、少女を看病することができた。
しかし母に姉の死をつげることはできず、元気になった少女を連れ、少女の叔母の家へ主人公は向かうことにした。
最後の時はもう数時間後。
・映画おすすめ 感想
きっと誰もが一度は考えるのではないだろうか。
もし地球最後の日が訪れた時、自分は何をするのだろうか?
主人公は地球が終わるその日に、肉体関係だけの女に子供ができたと告げられ、困惑する。
もし自分がそうならたしかに困惑すると思った。
そして見知らぬ少女を助けた主人公。
もしその時、その場に居たなら助けられる人と助けられない人に分かれるだろうし、助けたとしても行動をともにするかは、考えてしまう。
こうやって考えながら見ていくと、この映画で自分がどんな人間なのかが見えてくるように思えた。
自分を見つめる鏡のような映画である。
【キャスト】
ネイサン・フィリップス『レッドライン』『スネーク・フライト』
ジェシカ・デ・ホウ「ARROW/アロー」シリーズ
アンゴーリー・ライス『ウォーキング with ダイナソー』
【スタッフ】
製作:ロバート・コノリー
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