未来と現在の自分が織りなす人類生存の物語
「アンダー・ザ・ウォーター」
評価:★4,6
・映画おすすめ 物語
近未来、人類は海面上昇と塩害で都市のほとんどは海に沈み、残った土地は塩に覆われた。
その頃、量子論を使い自分の分身を作って過去に送るタイムトラベルが開発されていた。
だが、歴史を変える恐れがあるとして、分身たちは独房に入れられてしまう。
時の移動を管理する役職にある主人公は、2017年に海水を真水に変える研究を完成させながら、
飛行機事故で死んだ研究者のところへ分身を送り、研究を持ち帰る任務を受ける。
分身と本体は通信することができ、分身は無事に2017年へ移動することができた。
研究者は自分の祖先にあたる女性で、研究成果を探すが見つからず、しかたなく禁止サれている。
対象者への接触を試みて、研究成果を未来の本体が受信した。研究は見事に成功し、あとは分身が戻るのを待つばかり。
しかし分身は決まった時間に戻らず、本体との通信も途切れてしまった。
苦悩や上層部の意向に背き、彼は同じ2017年へ行くと、そこでは自分の祖先である研究者、飛行機事故に合わず生き延び、自分たちへ血統をつなぐ娘と一緒にいる分身を見かけるのだった。
・映画おすすめ 感想
結論から言うと分かりにくい。
分かりにくいポイントは以下の通り。
・分身が過去に移動するというアイディアが分かりにくい
・同じ人間を描いているので、どちらが未来で現実なのか区別がつかない
この映画は同じ主人公が未来と現在で交互に活動するので、どちらがどちらなのかわからなくなり、混乱してしまう。
これによって混乱する人がたったいることだろう。
そのせいかレビューサイトでは評判が低く、あまり評価されていない。
しかし結末の意味を知った時、これが歴史を変えることなのだ、と改めて思わされる。
最後の空白も他の映画では味わえない、なんとも言えない気持ちになる映画だ。
監督
マックス・ケストナー
脚本
Dunja Gry Jensen
出演者
カーステン・ビィヤーンルン、ソフィア・ヘリン、arijana Jankovic
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