状況で判断するしかない謎の映画
「エヴォリューション」
評価:3,3
・映画おすすめ 物語
その島には女と男の子しか居なかった。
男の子たちは浜辺で遊び、女達はそれを見守り、怪我をすれば近くの病院から看護師が来る。
夜になると女達は浜辺に集まっていた。
その前に子どもたちは黒い液体の薬を必ず3滴飲まされ寝かされていた。
ある夜、1人の少年が秘密を観るために浜辺へ行くと、女達は浜辺で裸体となりうねうねとしていた。
母親と称する女が帰ってくると、少年はシャワーを浴びるところを覗き見る。すると体には、
吸盤のようなものがついていた。
少年はある日、病院に連れて行かれた。お腹に注射され、入院することになる。
母親と名乗る女はほとんどこない。
代わりに若い看護師が絵の書くことが好きな少年と親しくしてくれる。
一緒に入院していた友達たちは連れて行かれると、疲弊して帰ってきていた。
定期的に超音波でお腹の中を検査すると、少年のお腹の中では鼓動がなっていたのだった。
・映画おすすめ 感想
セリフらしいセリフがほとんどなく、状況だけが淡々と映し出されていく映画。
物語の外枠だけは理解できるが、中身はなんの説明もないので、見る人が見れば退屈に、
こういう雰囲気がハマれた面白い映画になるだろう。
とにかく説明がないから、ここからはブログ管理人が憶測で物語を書く。
・まず島は異星人の実験場
・女たちは異星人で母親と名乗っているが母親ではない
・子どもたちはさらわれて島につれてこられ、記憶を失っている
・病院では子供を作る研究をしているが、女性が妊娠しているとは考えていない
・帝王切開で子供を増やすか、実験サンプルにしている
こんな感じだと思われる。
文明の崩壊はなさそうではあるので、崩壊後の未来ではなく、異星人、あるいは人魚的な生が、
少年たちを誘拐あるいは製造していると考えられる。
あくまでもこれは管理人の憶測でしかなく、映画から読み取れる情報で作っている。
とにかくそれだけ情報の少ない映画なのは確かである。
雰囲気だけを楽しみたい人にはおすすめだ。
監督
ルシール・アザリロビック
製作
シルビー・ダントン ブノワ・ケノン ジェローム・ビダル
脚本
ルシール・アザリロビック アランテ・カバイテ
撮影
マニュ・ダコッセ
美術
ライラ・コレット
衣装
ジャッキー・フォコニエ
音楽
ザカリアス・M・デ・ラ・リバ ヘスス・ディアス
キャスト
ニコラ、マックス・ブラバン
ステラ、ロクサーヌ・デュラン
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