年間500本を観た映画ファンの映画おすすめ  映画インプリント~ぼっけぇ、きょうてぇ~ レビュー|映画レビューズ
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年間500本を観た映画ファンの映画おすすめ  映画インプリント~ぼっけぇ、きょうてぇ~ レビュー

第66号「インプリント~ぼっけえ、きょうてえ~」「インプリント~ぼっけえ、きょうてえ~」の画像検索結果

映画とは自由である。

映画とはあらゆるものを自由に表現して良いフォーマットである。

だからR指定が存在し、年齢制限がもうけられる。

はっきり言おう。この「インプリント~ぼっけぇ、きょうてえ~」は、普通の方、また心臓の弱い方、ホラー映画、グロテスク表現の苦手な方は見てはいけない。

冗談ではありません、本気の警告です。

そもそもこの映画の製作経緯が、アメリカのケーブルテレビが企画した「マスターズ・オブ・ホラー」なる、世界各国のホラー映画監督へオファーして、ケーブルテレビで放映する意図から、各国の映画監督にオファーがあり、アジア圏からは唯一、本作の映画監督「三池崇史」氏が選ばれ、撮影された。

ケーブルテレビが制作費を出資し、英語での撮影とあって、三池監督も力が入り、リミッターを解除したのだろう。表現に妥協と遠慮と配慮は一切ない。

物語はある男が岡場所へやってきて、そこで顔の半分が麻痺した遊女と一夜を過ごす。

そこで語られる彼女の過去のおぞましい体験が物語れる。

貧しい家に生まれた彼女は、父親を病気で亡くし、母親から引き離され、やがて遊女となる。

そこである事件が起こるのだが、そこから物語はおぞましく、映像表現も凄まじくなる。

三池崇史監督は自身が公言するように、暴力描写が自らの表現方法としてる。

過度な表現から依頼したアメリカの最も規制が緩いとされるケーブルテレビですら放送だれず、イギリスの放送局と日本のレイトショーや数えるほどの映画館だけで上映された。

もちろんR18映画となっている。

なんども言いますが、表現に遠慮はなく、ホラー映画好きですらも、引いてしまう表現がありますので、ホラーに耐性の無い方、心臓の弱いかたはけして見ないでください。

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原 作:岩井 志麻子

監 督:三池 崇史

主 演:ビリー・ドガゴ

    工藤 夕貴


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