日本の政治家は新型コロナウィルスで人々が自粛しておいち時間を過ごしている間、複数人での夜の会食をするなどして謝罪する議員が相次いでいるが、アメリカでも今、問題視されている議員がいる。テッド・クルーズ共和党上院議員だ。彼は地元のテキサス州が寒波に襲われている間、避難としてリゾート地に避難していたことが発覚。地元市民は停電や寒さに凍えていたのに、自分は遊んでいたという顛末らしく、世界のTwitterトレンドに上昇するくらい、避難されている。
日本もアメリカも、国会議員にはため息しかでないようだ。
さて本日の本題、映画おすすめ。
この映画は紆余曲折あり、ようやく完成したはいいものの、実際には撮影できなかったシーンを監督が言葉で説明するという、難しい作品になっている。
※非常に難しい作品なので、個人的にこうだと思ったように物語を説明する。
宇宙飛行士が2人、ある惑星に着陸する。そこには言葉の話せない原住民が住んでおり、その原住民たちの助けを得て、彼ら2人は呼吸もできない惑星で生活していた。
ある時、原住民の1人が空から謎の金属でできた物体が落ちてきた、と持ってくる。2人はありえないと言いながら、この惑星に昔栄えていた時代の施設へ向かい、解析するとそれははるか昔、同じくこの惑星に着陸した宇宙飛行士たちの記録映像だった。
そこでは宇宙飛行士たちが次々と死んでいき、生き残った宇宙飛行士たちは海岸線に家を作り、独自の文化を発展させていく。しかも子供が産まれると、地球よりも早く成長するのであり、またたく間に住民が増えていった。
それがこの惑星の原住民だと思われる。
それから幾人かの宇宙飛行士たちがやってきては、この世界で苦悩する姿が映し出される。
本作はポーランド産映画である、制作された年は「スター・ウォーズ新たなる希望」が公開された年で、もし完成していれば、スター・ウォーズとは別のアプローチをした哲学的SF作品となっていたであろう。
完成していればというのは、本作は監督の大叔父が書いた小説を原作に、狂信的に監督が制作にのめり込み、それを危険視したポーランド政府が制作中止に追い込んだ作品である。それでも後に監督やスタッフが再集結して、失われた5分の1の映像に音声解説をつけることで、公開することになった映画なのである。
正直、個人的には分からない作品、カルト映画といってもいい映像である。その理由が断片的であるということもあるが、セリフが哲学的、宗教的、私的すぎて物語をすすめるにはどうしてものがある。
それだけ監督が凄まじい信念を持って作っていた映画であるから、それがある形となって結実したのは見事であると思う。
これが5分の1だというのだから、もし完成していたのなら、何時間の超大作になっただろうか。
とにかく観るものに鮮烈な印象を与え、観客を呑み込んでしまう映画である。
本作をずっと観たいと思って探してきたが、DVDはプレミア価格で手が出せず、配信されるわけもないと思っていたところ、UーNEXTでまさかの無料配信されていたので速攻で観た。
そして観終わってこれを書いている今も、あの鮮烈な描写が忘れなれない。
シルバーグローブを無料期間を使って観るだけでも、私には勝ちがある映画である。
日本もアメリカも、国会議員にはため息しかでないようだ。
さて本日の本題、映画おすすめ。
「シルバーグローブ」
この映画は紆余曲折あり、ようやく完成したはいいものの、実際には撮影できなかったシーンを監督が言葉で説明するという、難しい作品になっている。
・物語
※非常に難しい作品なので、個人的にこうだと思ったように物語を説明する。
宇宙飛行士が2人、ある惑星に着陸する。そこには言葉の話せない原住民が住んでおり、その原住民たちの助けを得て、彼ら2人は呼吸もできない惑星で生活していた。
ある時、原住民の1人が空から謎の金属でできた物体が落ちてきた、と持ってくる。2人はありえないと言いながら、この惑星に昔栄えていた時代の施設へ向かい、解析するとそれははるか昔、同じくこの惑星に着陸した宇宙飛行士たちの記録映像だった。
そこでは宇宙飛行士たちが次々と死んでいき、生き残った宇宙飛行士たちは海岸線に家を作り、独自の文化を発展させていく。しかも子供が産まれると、地球よりも早く成長するのであり、またたく間に住民が増えていった。
それがこの惑星の原住民だと思われる。
それから幾人かの宇宙飛行士たちがやってきては、この世界で苦悩する姿が映し出される。
・感想
本作はポーランド産映画である、制作された年は「スター・ウォーズ新たなる希望」が公開された年で、もし完成していれば、スター・ウォーズとは別のアプローチをした哲学的SF作品となっていたであろう。
完成していればというのは、本作は監督の大叔父が書いた小説を原作に、狂信的に監督が制作にのめり込み、それを危険視したポーランド政府が制作中止に追い込んだ作品である。それでも後に監督やスタッフが再集結して、失われた5分の1の映像に音声解説をつけることで、公開することになった映画なのである。
正直、個人的には分からない作品、カルト映画といってもいい映像である。その理由が断片的であるということもあるが、セリフが哲学的、宗教的、私的すぎて物語をすすめるにはどうしてものがある。
それだけ監督が凄まじい信念を持って作っていた映画であるから、それがある形となって結実したのは見事であると思う。
これが5分の1だというのだから、もし完成していたのなら、何時間の超大作になっただろうか。
とにかく観るものに鮮烈な印象を与え、観客を呑み込んでしまう映画である。
本作をずっと観たいと思って探してきたが、DVDはプレミア価格で手が出せず、配信されるわけもないと思っていたところ、UーNEXTでまさかの無料配信されていたので速攻で観た。
そして観終わってこれを書いている今も、あの鮮烈な描写が忘れなれない。
シルバーグローブを無料期間を使って観るだけでも、私には勝ちがある映画である。
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