「ベスト・キッド2」
1986年公開の青春空手映画である。
前作のヒットを受けて作られた、前作の続編。
大学に進学した主人公は、せっかくできた彼女をフットボール選手に奪われてしまい、空手の師匠である老人に相談しに行く。すると師匠は故郷の沖縄の父親が危篤だと知り、帰国するかどうかを悩んでいた。主人公はもちろん、帰国するべきだとすすめ、老人は沖縄へと帰国する。しかしそこには大学に進学した主人公の姿もあった。
しかたなく2人で沖縄へ帰ることにした老人。故郷に到着すると、村の近くには米軍基地が建設され、同じ門弟だった男は村を壊してリゾート地にしようとしていた。そして老人が勝負から逃げた卑怯者だと罵る。
主人公は地元の空手家と因縁ができてしまい、事あるごとにいざこざを起こしていた。そんな中でも現地の少女と恋をするのであった。
前作のヒットを受けて制作された本作は、シリーズを通してのキャストである主人公と師匠は同じながらも、舞台はアメリカから沖縄へと移る。しかし沖縄らしく見せているが、どこか日本人がしる沖縄ではなく、日本での撮影はされず、東南アジアで撮影されてた本作は、どこか異国感のある日本で、空手という流派をめぐる物語になっていく。
本作の師匠を本来は三船敏郎に任せる予定だったらしいが、1941の失敗からハリウッドとの相性が悪い感じたのか、この映画は断っている。
もし受けていたら、厳しい師匠になっていたのだろうか?
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