「シャザム」
2019年公開のヒーロー映画であり、DCエクステンデットユニバースの一部に組み込まれる1作になっている。
子供の頃、迷子になったことから母親が見つからず、里親の元から20回以上、逃げ出していた少年は、同じように親の居ない子供を集めてグループホームを軽々する夫婦に引き取られ、いきなり5人の兄弟ができる。同じ年の兄弟は足が悪く、ヒーローオタクであり学校のいじめっ子たちから目をつけられていた。そんな彼を救った主人公は、電車で逃げる途中、謎の宮殿に電車は繋がり、そこで「シャザム」という魔術師と出会う。
魔術師の話では、大昔、仲間と共に七つの大罪のモンスターを封印していたが、間違った勇者を選んだことから仲間たちは殺され、最後の1人がシャザムだという。だがその力も衰え、子供の頃に間違えて宮殿に招いた男が大人になり、宮殿への入り口を開き、七つの大罪のモンスターを体に宿してしまった。
それを止めるのはシャザムの力を受け継ぐ、純粋な彼しか居ないという。
ところが力を手にした彼は、手から電撃を放ったり、力をネットに晒すなど、中身は思春期の子供であった。
そんな彼の前に七つの大罪の力を持ち、シャザムの力を狙う男が現れる。
ようやく観られたヒーロー映画である。
DC映画は正直、世間では評価が低い。ライバルのマーベル映画があまりにも成功しているので、比較されるのはしかたないことながら、マーベル映画は映画史に残る偉業を行っているので、それと比較するのは、実に難しいことである。
マン・オブ・スティール、バットマンvsスーパーマン、スーサイド・スクワッド、ジャスティス・リーグが会社の思うような成績を残せなかったことから、もっと明るいヒーロー映画を作ることを目指したのが、本作である。
その前に「ワンダーウーマン」「アクアマン」の成功がなんとかシリーズを支えた。
本作は評判はいいものの、大ヒットとはならなかった。それでも内容はDCコミックスの暗さもありつつ、明るい笑える面もあり、これまでのDC映画にはなかった雰囲気が出ている。
しかもしっかりとアクションするところ、ドラマもしっかりしていて、ファミリー映画として完成されていると思う。
またシリーズとのつながりは薄いながらも、要所でしっかりとこれまでのシリーズが生きているので、本当によくできた映画になっている。
この映画、もしかすると続編で大きく化ける映画かもしれない。
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