「アンドロメダ…」
1971年製作のアメリカSF映画である。
本作はドキュメンタリー風に作られたSF映画である、原作は「アンドロメダ病原体」である。
人工衛星が地球に落下した。アメリカ政府は必死にその在処を探していたところ、小さい街で人間と連絡が取れなくなった。すぐに調査に向かうと、街の人間は全員死んでおり、調査に向かった人々も連絡が取れなくなった。放射能が漏れたおそれがあることから、科学者たちが招集される。街へ防護服で向かった科学者たちは、そこで落下した衛生と無数の遺体を発見する。遺体の腕を切ると、そこからは砂状態になった血液がこぼれ落ちる。
そんな中で生存者が2人、不健康な男と乳飲み子であった。その2人と人工衛星を回収して地下施設へ向かった科学者たちは、そこで衛生にこびりついた顕微鏡でしか発見できない砂粒を発見する。その砂粒には、栄養素がなくても増殖する結晶体病原体を発見する。この病原体は「アンドロメダ」と名付けられ、空気感染することが判明した。感染していない2人の特徴を必死に探す中、研究施設で思わぬ事態が発生する。
本作はリアルを追求した前半とセット内部で進行する後半部に分かれており、だんだん宇宙からやってきた恐ろしい病原体が判明すると、それがなんで繁殖するのか、どうやって抑え込むのか。そこを探っていく映画になる。
地味だ。本当に地味な映画であるが、新型コロナウィルスという現実を経験した今の人間にとって、これはリアルに思える映画だ。
しかも本作ではサルが病原体によって死ぬシーンがある。これは無酸素状態にしてサルを気絶させたらしい。だからリアルにサルが力つきていく。今だったらあらゆる方面から炎上するシーンだ。
だがこの当時だからできたすごいシーンだと思う。サルはその後、蘇生されたらしい。
価格:1,100円 |
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