「エイリアン・ネイション/暗殺指令」
1996年放送のテレビ映画であり、エイリアン・ネイションシリーズでは今の所、最終作である。
30万人のタンクタン人奴隷を乗せた宇宙船がアメリカに現れ、アメリカがエイリアンを新移民として迎え入れてから月日は流れ、その適応能力の高さで人間文化を受け入れたタンクタン人たちは、人間と変わらない生活を送っていた。
本作ではついに政治の世界へタンクタン人が進出しようとしていた。ところが謎の殺人事件が次々と起こり、いっけんなんの関係もない事件に見えていたが、学校での自爆テロを企てたタンクタン人を捕まえた主人公のエイリアン、人間刑事コンビは、犯人がある周波数でマインドコントロールされていることに気づく。事件を起こすエイリアンたちの身元を調べていくが、なんの手がかりもない。しかしエイリアン刑事の妻が犯人たちの顔を見た瞬間、それが自分が奴隷時代に同じグループだった人たちだと打ち明ける。
本作は映画を含めたシリーズを通して描かれることがなかった、エイリアンたちの過去、奴隷時代がキーポイントとなってくる。
そして主人公エイリアンの息子が自分も刑事になると言い出して、また家族の問題に主人公エイリアンは振り回される。
このシリーズを通して、タンクタン人というエイリアンの生体系がどんどんかたまっていくのを見てきて、素晴らしい世界観を見せてもらった気がする。
できることならば、映画版をリメイクしていただきたい。
実はシリーズ化されてたんです「1・2・3・4・5・6」
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