「タイムソルジャー/時の侵入者」
1986年製作のタイムトラベルSF映画である。
物語は妻子を暴走車両の追突事故で失った大学教授が、西部開拓時代のオークションで落札したトランクに入っていた、謎の男の写真を見つけたことから始まる。西部開拓時代のマニアである主人公はその写真に写っている男が手にしているのが、まだその時代には開発されていないはずの拳銃だったことに違和感を覚える。
そこへ謎の女性が現れ、写真の男を追い求める手伝いをしたいと申し出てきた。成り行きで彼女と男が何者なのかを調べていく内に、彼女が未来、2586年からやってきた科学者であり、西部開拓時代にいる男こそは、彼女の父が開発したタイムトラベル装置を悪用した未来人だということを主人公に告げる。
映画としての出来栄えは、地味ながらなかなかおもしろい映画であった。特に作りが現代と過去を行き来して、主人公と未来の犯罪者の視点から最初描くので実に面白い。
また主人公が西部劇ファンというのも興味深く、この映画に登場する男たちの半分は、西部劇に憧れる少年が大人になった人たちなので、男心としては、凄く理解できる部分が多い。
80年代ということもあり、未来の服装は銀色のテカテカスーツなのは、時代ということもあるのだがタイムトラベル装置がファンタジックで、個人的には好きである。
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