第42号「2001年宇宙の旅」
類人猿が生息する人類以前の歴史の中に、突如として現出したモノリス。
それを触った類人猿は道具を使い、同胞を殺害することを覚えま。
時代は急に未来、月面でモノリスが発見される。
そこから物語はまた変わり、宇宙船の中での生活が描かれる。
この映画が制作されたのは、スター・ウォーズが、公開される以前であり、その時代にここまでの特撮を駆使したのは素晴らしい!
けれども、物語としてはスタンリー・キューブリック監督の芸術性が全面に出てしまっている。
この映画、SF界の巨匠アーサー・C・クラーク氏と連携した映画企画であり、原作が先に世に出たが、同時進行であったという。
だが原作者のアーサー氏は、自分が思い描いた作品とは全く異なり、試写会の時に途中退席してしまったという噂がある。
そこから再編集されたが、やはり未だに不明な部分、理解が難しい部分が多々あるものの、SFを考えるとき、見たいと思うのは決まってこの映画なのだ。
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