「人間蒸発」
1967年公開のモキュメンタリー映画である。
監督は今村昌平。
物語は行方不明になった男を探す恋人とそれを補佐するリポーターという形の俳優が、行方不明になった男の親族、会社、親類、目撃者の元を訪ね歩く。その中で映画、フィクションだということを強く強調していく。
当時の日本は人が行方不明になるという事件が多かったらしく、それを浮き彫りにしたかったと思われる。
また当時は「霊媒師」に頼み、先祖の霊から行方不明者を捜索するというのが一般的だったらしく、何度もそういうシーンが登場する。
当時の日本は人が行方不明になるという事件が多かったらしく、それを浮き彫りにしたかったと思われる。
また当時は「霊媒師」に頼み、先祖の霊から行方不明者を捜索するというのが一般的だったらしく、何度もそういうシーンが登場する。
正直、これがドキュメンタリーなのかモキュメンタリーなのか、観た感覚ではわからない。居なくなったのは実在の人物なのか、それとも完全に造り物なのか。
出演している人たちを撮影している感覚は完全にドキュメンタリーなのだが、監督がフィクションだ、と言い張っているようにも観えなくもない。
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