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年間500本を観た映画ファンの映画おすすめ  映画レビュー「ボーンアイデンティティ」


第40号「ボーンアイデンティティ」

マッド・デイモンがアクションをやると発表された時、批評家は無理だろうと思っていた。

ところが映画は見事なアクション映画に仕上がり、ミステリーとしても一流になっている。

この映画、爆発的にヒットしたわけではない。注目を浴びる映画でもなかった。口コミで面白さが広がっていき、次第にヒットへとつながったのである。

物語は、記憶喪失の青年が自分が何者なのかを探し、追われながらも、出会った女性と恋をする。

展開は淡々としていて進んでいくが、それがリアルである。

マッド・デイモンのアクションも、痛々しく見えて、これもまたリアルだ。

地味な映画だが、また観たくなる中毒性のある映画。


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