「亡霊怪猫屋敷」
1958年、新東宝配給で公開された夏の怪談映画である。
物語はある医師が停電の夜、6年前に起こった奇っ怪な出来事を回想する場面から始まり、モノクロで現代編、カラーで江戸時代編が描かれ、江戸時代からの怨念が現代まで続いている、という物語になっている。
構造的に回想の6年前、更に怪奇現象が起こる屋敷のことを近くのお寺の和尚に聞くとそこから、江戸時代の物語へ入っていく。
このモノクロとカラーの入れ替わりがこの時代にすでにあったとは面白いことで、しかも構造も複雑になっている。
物語としては「猫」とあるように猫がキーポイントとして使われていて、猫の目が非常に印象に残る映画造りがされている。
価格:8,440円 |
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