「悪の教典」
2012年公開のサイコホラーである。
主演は伊藤英明、監督、三池崇史の映画である。
注意:ネタバレ、長文
英語が堪能で端正な顔立ちで、生徒から好かれる聖司。生徒が他の教師から性的な関係を強要されていることを知り、助けてあげる。いじめがあると学校に怒鳴り込んでくる親に誠意ある対応するなど、まさに理想の教師だった。
しかし美術教師と男性生徒との関係を知り、脅かしたり、好意を寄せている生徒と関係を持つなど、裏の顔があった。
その裏の顔を探ろうとした教師を、首吊りに見せかけて殺害する。同じく探る生徒は拷問の末に殺害されるのだった。
肉体関係にあった生徒も、自殺にみせかけ殺した直後、別の生徒が屋上に現れる。その生徒をイレギュラーに殺したことから、文化祭前日の惨劇が幕をあける。
本作公開当時、アイドルグループが試写会を行い、号泣する、途中退席して、こういう映画は好きになれない、とコメントを出すなどニュースになったことから話題となった。
確かにサイコキラーとして学校で猟銃を使い、自らの生徒を殺すというショッキングな映画ではあれものの、サイコキラーとしての主人公の論理からすると、この映画は当然の行為であり、三池崇史監督が作る映画らしいと個人的には思えた。
三池崇史監督独特の、説明不足はあるものの、他の映画から比べれば、分かりやすい映画だ。
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