第36号「マトリックス」
・映画おすすめ 物語
平凡なコンピュータエンジニアをするスミスは、ネオという名前でハッカーとしての活動をしていた。犯罪者の履歴を消去したり、警察に捕まる行為をおこなっていたのである。
ある日、寝入ってしまった彼のコンピュータに謎のハッカーからメッセージが送られてくる。白いうさぎを追え。
その言葉の直後、白いウサギのタトゥをした女性が家の前に現れ、彼はクラブへと足を運ぶ。そこで伝説のハッカートリニティーと出会う。
その翌日、彼の会社に黒ずくめの男たちが現れ、彼を探し始める。
捕まってしまった彼だったが、そこから世界の真実へと繋がっていく。
そして自らの運命と対峙することになる。
・映画おすすめ 感想
もう懐かしくなってしまった。
初めて公開されたときた、そのビジュアルと世界観に圧倒されたものだ。
物語はサラリーマンをしながらどこか現実感のない世界から抜け出そうと、ハッカーをしている、主人公。やがて謎の男たちに身柄を拘束されて、そこから物語は動き出す。
謎の多いこの作品、日本のアニメ映画攻殻機動隊に、どこか似ている。
監督を務めたウォシャウスキー姉弟は、影響を受けた作品の中でも、多大なる影響を受けた作品として攻殻機動隊を上げている。
何と言ってもこの映画は映像の凄さだ。
黒澤明監督、ジョン・ウー監督もスローモーションを使ってはいたが、この映画は360度をスローモーションで動くのだ。
そしてファッションもかっこよさを体現したしている。
今も古さのない映画だ。
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