「シャークネード ラスト・チェーンソー」
2018年放送のテレビ映画であり、B級映画でありながらそのあまりの人気から、4DXで公開されるなど、現段階では最後の作品であるシリーズ6作目にして最後にふさわしい映画になっている。
注意:ネタバレ、長文
前作でシャークネード、サメを巻き上げる竜巻が全世界に発生し、世界は壊滅状態、妻のエイプリルは首だけの状態になってしまった。
そこに現れたのは、主人公フィンよりも年上となった息子であった。その息子に促され、車に乗るとそれは過去へのタイムトラベルだった。到着したのは恐竜時代。まさに隕石が降り、恐竜時代が終わろうとしていた時、息子は消えてしまい、フィンは過去に失った仲間たちと再会する。息子はタイムトラベルと繰り返し死ぬ瞬間の過去作品の登場人物たちを恐竜時代に呼び寄せ、フィンと再会させたのだった。
ここからアーサー王が産まれる前のイングランド、独立戦争中のアメリカ、西部開拓時代のアメリカ、祖父を失うことを恐れたノヴァの祖父が乗っていた船、2万年後の未来、時空が入り乱れ世界中の偉人があふれるシャークネードの中と移動し、宇宙の終わりを迎えようとしていた。
フィンは果たしてこの危機から世界を救えるのだろうか。
海からサメを巻き上げるシャークネードシリーズも、ついに世界を破壊し、時間を破壊し、歴史を壊して、宇宙を破壊しようとしていた。
ここまで中二病をこじらせた映画も珍しく、とうとうシリーズを全部観てしまった。
本当にこの映画は想像の斜め上を行き、もう笑うしかない状態になっていく。
サメと竜巻がここまで宇宙を破壊しようとするとは、1作目で誰が想像しただろうか。
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