「ディパーテッド」2006年公開のサスペンス映画。
監督マーティン・スコセッシ、主演マッド・デイモン、レオナルド・ディカプリオ。
注意:ネタバレ、長文
子供の頃、コリンを叔父のように育ててくれたのは、地元のギャングのボス・フランクだった。コリンはフランクの言う通り、警察官となりギャングのネズミとなり、情報を流した。
ビリーは父親や親類に犯罪者が多く、その育ちを見込まれ警察学校に通っていた時に潜入捜査官として任命され、フランクの部下となった。
こうして2人の男の偽りの人生が幕を開ける。コリンは淡々と仕事をこなし、ネズミとして素晴らしい成果を上げる。一方のビリーは潜入捜査で過激な場面に何度も遭遇し、薬物に依存するようになっていく。やがて警察、ギャング双方にネズミが入っていることがバレ、警察、ギャングともネズミを探し出そうとする。
マーティン・スコセッシ監督の映画を久しぶりに観た気がする。
インファナル・アフェアが世界的にヒットし、そのリメイク作品として制作された本作。
個人的にはインファナル・アフェアシリーズを観てから本作を観たかったのだが、本作を先に観る機会があったので観たのだが、ここまでギャング映画に仕上がっているとは思わなかった。
フランクを演じたジャック・ニコルソンは流石だし、主演の2人の演技は素晴らしい。
さらにこの映画にはキリストやマリアのような意味深なシーンが含まれ、監督の哲学的な部分が現れているように思える。
この映画、凄い、面白いと言われている意味がようやく分かった。これは名作である。
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