「ウェイブ」
独裁政権とはなぜ生まれるのか。
失業率の上昇や戦時下において、先導する者、英雄になるものが現れた時、民衆は独裁政権を受け入れる。
これは映画であるが、実際にアメリカで行われた実験がモデルになっている。
独裁政権について最初は生徒たちに話して聞かせるが、生徒たちが今の時代に独裁政権などありえないと言い放つ。しかし一日目、二日目、三日目と先生を独裁者に見立て次第に統率していくクラスは、授業外でも町にシンボルマークを描くなど、その行動は先生の手にあまるようになる。
しかし独裁政権、独裁の中の一体感。それは孤独である現代にとって、ある種の連帯感につながり、孤独感を消してしまう麻薬じみたところがあった。
映画観るなら<U-NEXT>
PR
映画ランキング
コメント