映画おすすめ 『スプリット』|映画レビューズ
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映画おすすめ 『スプリット』

「スプリット」

注意:ネタバレ、長文
2016年、アメリカ公開のスリラー映画である。M・ナイト・シャマラン監督、脚本、制作の映画であり、2000年公開、アンブレイカブルと世界観を共有している。
ある女子高生の誕生日パーティー。誕生日のクレアは中の良いマルシアと、学校でいつも一人でみんなから変な女と言われていたケイシーと、クレアの父の車で帰ることになる。しかしクレアの父は車に乗ってこず、見知らぬ男が車の中に入ってきて、催眠スプレーで3人を眠らせ誘拐した。
ケイシーが目覚めるとクレアとマルシアは先に目覚めております、そこに誘拐犯の男が現れ、マルシアを連れていく。
ケイシーは、失禁して、とマルシアにアドバイスすると、それを嫌がった男は暴行するのをやめた。
なんとか逃げ出そうとする3人の前に、今度は女装した男が現れる。
誘拐犯は23の人格を持ち、幼少期の虐待から人格が分裂してしまったのである。
そして3人を誘拐した目的は、24番目の人格、ビースト、に食べさせるため出会ったのだ。
人格障害は、人の新たなる可能性なのではないか、と主張する精神科医のカレンもまた、面会する中で男がおかしいことに気づき始めていた。
ビーストとは何者なのか?
少女たちは逃げられるのか?
本作はミスターガラスという本作の続編を調べている中で知った映画である。
おりからのヒーロー映画ブームに乗った感じの予告編を観て、また便乗映画かと調べていくと、2000年からの映画の3部作目とあり、なんだかすごそうだと思い、とりあえず今見られるものから観てみた。
ジェームズ・マカヴォイはイギリスの俳優の中でも好きな俳優の一人で、本作もそうだが本当にどんな役柄でも演じられる凄さがある俳優だと思っている。
でも本作ではそれが飛び抜けている気がする。
24もの役柄は流石に登場しないがそれでも複数人を演じ分ける凄さ。これは本当にすごいと感じた。
そしてこの映画を観て、障害というのは人の可能性の現れなのではないか、という考えが私の中で湧いてきた。
劣等とされるので早く、優等とする。それが本作であり、この3部作シリーズの根幹にあるものだと思う。

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