「オキュペーション -侵略-」
注意:ネタバレ、長文
オーストラリア産映画というのは、あまりみたことがない。今回、この映画がおそらくは初めてに近い。
物語はオーストラリアの田舎町に突如として襲来した宇宙人の飛行編隊は、町を瞬く間に破壊し、住民を捕虜としてしまう。
一方で家族と離れ離れになり、捕虜にならなかった人々は、山の中に小さな集落を作り、町に降りて物資を確保しながら宇宙人と戦い続けていた。
しかし人々の戦いも長期戦に及んでくると、次第に意見の対立が激しくなっていく。そんな中、オーストラリア陸軍が生き残った人々を発見、保護して陸軍が本拠地とするキャンプへ全員が入っていく。
そこで捕虜となった人々と、敵の本拠地破壊、敵の捕虜から聞き出した生物兵器作動を阻止するため、最終作戦を決行する。
レビューサイトでは評判が非常に悪いこのSF映画。確かにそこまで目新しい感じはない。
人々が宇宙人に襲われ、逃げるもの、捕虜になるもの、最後は軍隊が戦う。アメリカのSF映画テンプレートといっても過言ではない。
だがオーストラリアという国の違いで、ここまでも違うものなのだろう。
SF好きとしては宇宙人造形やCGにお金をけっこうかけているし、軍隊の描写もなかなか素晴らしいと思った。
ヒロインがマントをなびかせ、スナイパーライフルを装備しているところなど、いいビジュアルだと感じた。
最後の銃撃戦はそれなりに素晴らしいと思ってみていた。しかしB級映画っぽさはある。それはしかしハリウッド映画から比べればのことで、巨大資本がないとするならば、この映画は素晴らしいできだと思う。
映画観るなら<U-NEXT>
PR
映画ランキング
コメント