「風の名はアムネジア」
注意:ネタバレ、長文
1990年公開、SFアニメ映画。
同名の菊地秀行の小説を原作とする。
物語は突如吹いた風。その風で世界はすべての記憶を失った。道具の使い方も、言葉さえもすべて。原始人と同じになった人類は食料を争い、暴力だけが支配した。
しかし人工知能だけは動き、人の命令なく暴走していた。
そんな世界を旅する青年・ワタルは、風が吹いた時にすべての記憶を失っていたが、遺伝子研究所に迷い込み、そこで知り合った言葉と記憶を失わなかった少年ジョニーによって10代の知能まで回復した。ジョニーによって言葉や物の使い方を教えてもらい、銃の扱いも習った。しかしジョニーは冬の日に亡くなり、ワタルはアメリカ大陸を当てもなくたびに出たのだった。
そこで知り合ったのは、人の記憶を手を当てるだけで知ることの出来る女性屠る下さいソフィアと出会い、ロサンゼルスからニューヨークまで旅をすることになる。
風の正体とは、ソフィアは何者なのか、なぜ人は誰に記憶を奪われたのか?
菊地秀行原作のアニメは一時期量産されていた気がする。映画、OVAになっていた。
その中でもこの映画はSF的にすごく面白く、切ない物語であった。
この映画の銃やメカの描写は手書きとは思えないほどすごくリアルだ。
ヴァンパイアハンターDなどもすごいと思っていたが、この作品も面白い。
映画観るなら<U-NEXT>
PR
映画ランキング
コメント