「吸血鬼ノスフェラトゥ」
1922年公開のドイツ製サイレント映画であり、最初にヴァンパアを扱った映画として知られている。
物語は不動産屋で働くフッターは、主の命令によってトランシルヴァニアの貴族が家を買いたいということで、その話し合いのために貴族の邸宅に向かう。だがトランシルヴァニアでは、貴族の家に向かう者を愕然の眼差しで見つめ、宿屋には「ノスフェラトゥについて」という本が置かれていた。
血を吸う怪物など居るわけがない、とフッターは貴族の家に向かう。だがそこの主人は夜にしか現れず、自分の首筋に2つの傷跡があることに疑問を抱いたフッターは、ある晩、屋敷の地下室に向かう。そこには棺桶で眠る貴族の姿があった。
そのまま気を失ったフッターは、翌朝、棺桶が運ばれていくのを知り、慌てて後を追う。
その棺桶が通る道すがらにはペストが流行り、棺桶を乗せた船は全員が死亡する大惨事となった。
その頃、フッターを待ちわびる妻は、謎の夢遊病にかかり、あの怪物の夢を見ていた。
ヴァンパイア映画は個人的にすごく好きで、思春期からさんざん見てきた。B級のものから、ブラットピット、トム・クルーズ主演の「インタビューイズヴァンパイア」、アクション主体の「ブレイド」「ヴァン・ヘルシング」「アンダーワールド」など、本当に多くを見てきた。
その中でもハマー・フィルムの「吸血鬼ドラキュラ」はほんとうに名作で、好きであった。
本作はそうしたヴァンパイア映画の元祖であることもあって、吸血鬼はすごくデフォルメされてはいるものの、すべてのヴァンパイアものの基本となっているところが随所にみられ、本当におもしろかった。
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