「レザボアドッグス」
注意 ネタバレ、長文
1992年のアメリカ映画であり、クエンティン・タランティーノ監督の長編映画デビュー作。
ヨーロッパのインディペンデント映画50で1位になるなど、今でもファンの多い映画である。
物語は本名も出身地もわからないで集められ、それぞれに色の名前をつけられた6人は、小さいカフェでコーヒーを飲み雑談をしていた。名前がわかっているのは彼らを集めた裏社会の大物ジョーとその息子だけ。
彼らはジョーの立てた宝石強盗を昼に行う予定になっていた。皆がそれなりのプロであり、銃を持って強盗に押し入るため店を出る。
その後、ホワイトとオレンジが車で逃走していた。オレンジは腹部を撃たれ血まみれで、自分は死ぬんだ、と言い叫んでいた。それを落ち着かせながらホワイトは、逃走するための倉庫へ入り、オレンジを落ち着かせる。そこへピンクがやってきて、警察の動きが早すぎる。「この中に裏切り者がいる」と言い出す
タランティーノを語る上で欠かせない作品が2つ「パルプ・フィクション」と本作である。
本作はもともと短編映画であったものを本作でホワイト役のハーヴェイ・カイテルが気に入り、インディペンデント映画を支援する目的から自らプロデュースする形でタランティーノへ話を持ちかけて、制作が開始された。
本作はタランティーノの映画オタクとしての知識が多く入っており、日本の「仁義なき戦い」からもインスピレーションを受けたと語っている。
派手なアクションがあるわけでもない。大掛かりな仕掛けがあるわけでもない。ほとんどが倉庫での緊迫した会話劇であり、それがなんだか音楽とマッチして心地が良い映画なのだ。
結末もギャング映画としては正しいというか、王道であり、低予算だからこそ雰囲気のある映画で、時々みたくなる一本である。
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