テリー・ギリアム監督がドンキ・ホーテを完成させた。
この映画は2000年公開に向けてジョニー・デップと制作していたが、撮影初日に上空を戦闘機が何度も通り、撮影できず。翌日は洪水で機材が流された。
その後もトラブル続きで、断念した。
それからも7度に渡って企画を動かしたが、資金難や俳優の病気などで撮影はできず、今回、ようやく完成したという。
世の中にはホドロフスキー版のDUNEのように、企画段階で終わってしまった傑作が何本もあるのだろう。
ホドロフスキー監督だけでいうと、ジョン・レノン、オノヨーコ主演の指輪物語。マリリン・マンソン主演のSFなど。
SFで言うとさらに、ニューロマンサー、ユービックなどがある。企画はまだ動いているそうだが、保守的になりつつあるハリウッドでは、無理なのかもしれない。
個人的にはハイペリオンシリーズを9部作くらいで映画化してほしい。
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