第28号「スターウォーズ」その6
『スターウォーズ、妖怪に負ける』などと昨日のニュースで大々的に取り上げられている「スターウォーズエピソード7~フォースの覚醒~」だが、興行的には世界中でオープニング興行成績の新記録を樹立している。ニュースによれば、あと破るのはアバターの土曜興行収入だけらしい。
狙うならばタイタニック、アバターと世界歴代興行収入の新記録であろう。
世界がここまでスターウォーズに熱狂する日がくるとは思わなかった。
これもジョージ・ルーカスの戦略が発端だと私は考える。
ジョージ・ルーカスは、第1作目が公開される際、通常利益と同時にグッズ展開の権利を会社から引き取った。当時、グッズ販売の史上に映画が参入するなど無かったことであり、会社側もあっさりと権利を渡してしまった。
これがスターウォーズの戦略の大きな部分であろう。当時、アメリカでは玩具はもちろんのこと、Tシャツ、シリアルの箱など、現代でも行われている通り、あらゆるところにスターウォーズが溢れた。それが成功の秘訣の1つだったのだろう。
また裏話として当時、同時期に撮影していた「未知との遭遇」の撮影現場に足を運んだジョージ・ルーカスは、戦友のスティーブン・スピルバーグに愚痴を漏らした。今回の映画は駄目だろう。君の方はきっと成功するだろう。
そこで2人は約束を交わす。映画の成功報酬の10%をお互いに交換しようと。
蓋を開ければ未知との遭遇は確かに大ヒットしたが、スターウォーズは社会現象となった。
噂レベルだが今でもスティーブン・スピルバーグにはスターウォーズの恩恵が入っているらしい。
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