「空海 美しき王妃の謎」Legend of the Demon Cat
注意:ネタバレ、長文
2017年、日中合作映画である。製作費150億円という前代未聞の映画である。
物語は唐の時代。日本からの遣唐使を筆頭に、世界最大の経済大国となっていた唐には、世界中から優秀な人材が集まっていた。
その中には、若き日の空海の姿もあった。
ある日、唐の高官の家に言葉をしゃべる猫が現れ、金を与える。しかしそこから王宮での王の死。売春宿での騒ぎなど、決まってしゃべる黒猫が現れる。
その謎を空海が追い求め、そこに楊貴妃の謎の死の真相が待っていた。
前代未聞の150億円のアジアを挙げて取り組んだ超大作ファンタジー映画であるが、日本でも中国でも評判がよくなかった。
楊貴妃の美しさ、それにみいられた男たちの物語なのだが、謎解きの部分が非常に多く、多少、物語の繋がりがないようで、そこが不評だったのかもしれない。
また日本側の主人公が空海だったのが、受けが悪い要因だったのではないでしょうか。
密教の開祖の若いころ。宗教に興味、歴史に興味がなかったら、正直観ないだろう。
でも、なんだかすごく感動した。
最期は本当に感動した。
150億円かけた映像はすごい部分もありながらも、もう少し派手にならなかったろうか、と思えるところもあった。
興味ある方は、是非、観ていただきたい。
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