「スターウォーズ 最後のジェダイ」
注意:ネタバレ、長文
2017年公開のスターウォーズシリーズエピソード8であり、ディズニーに版権が移ってから2作目の正伝シリーズである。
本作は旧作シリーズまでの2時間という枠を大きく越えて152分とシリーズ最長になっている。
物語は前作フォースの覚醒で伝説のジェダイ、ルーク・スカイウォーカーを見つけ出した主人公レイ。しかしルークはレジスタンスに戻ることを拒む。
同じ頃、銀河に圧政をしくファーストオーダーは、レジスタンスを追い詰めていた。それを覆すため、もとファーストオーダーの兵士フィンが動き出すが、すべて失敗に終わってしまう。
レイはルークになんとか修行をしてもらうも、自分が何者なのかわからないまま、敵に堕ちたハンソロとレイアの息子、カイロレンをダークサイドから戻そうと、敵の中に入っていくのだった。
だが全ては希望を打ち砕いていく。
本作の見どころとして公開前から、これまでのスターウォーズシリーズを壊す、といっていたこともあり、何が違うのか期待していたが、評判は非常に悪かった。
ファンの中には、監督に憤慨している人もいるだろう。
けれど私としては面白かったと思う。残念ながら圧政と言いつつも、ファーストオーダーとレジスタンスの追いかけっこだけに焦点を当て、銀河で何が起こっているのか、圧政されているところがないのが残念だった。
宇宙戦闘も規模が小さい。
フォースやジェダイ、ダークサイドという側面からは、よりこの作品で深まった気がして私としてはすごく面白かったし、フォースとは何かをしっかり説明してもらった気がした。
またこれまでのシリーズを否定するセリフがあったが、個人的には良かった気がする。それでこそ野心家のカイロレンだと思った。
ルークに関しては、見る方が期待しすぎたところはあったと思う。最後は確かにすごいことをやってのけたのだが、それまでは怖がるおっちゃんで、カイロレンに対する負い目、ダークサイドへの恐怖に怯えるところは、ルークも人間なんだなぁ。
最後に、個人的にはレイアがスーパーマンのように見えたシーンは、あのままファーストオーダーを1人で倒せるのではないか、と思える凄さがあった。あれは素晴らしかった。
色々あるがファンとしては、薬であろうと毒であろうと、スターウォーズはスターウォーズ。どこまでも肯定していくつもりです。
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