第189号「レゴバットマン ザ・ムービー」
「レゴバットマン ザ・ムービー」ネタバレあり
世界のブランド力をランキングしたランキング表が各国単位であるのだが、アップルやgoogle並びレゴ社が必ずランキングに入る。
どこのおもちゃコーナーにもレゴは必ずあるからだ。
そんなレゴはDCコミックスの作品をけっこう映像化している。
バットマンは特にレゴ ザ・ムービーでもメインキャラクターとして使用されるほど人気だ。
そのバットマンの映画版、アカデミー賞を受賞したスパイダーバースの監督が制作した、フルCGでありながら、レゴを再現している。
このバットマン映画は、これまでのバットマン映画の中でも氷菓が非常によい。
なにが良いのか?
ドラマ版バットマンからクリスチャン・ベールまでのバットマンが1つの世界観だった、という設定でレゴで名場面を再現し、ドラマ版は実写映像を入れるなど、映像的に面白くなっている。
そしてバットマンがこれまで抱えてきた問題をこの映画で定義している。
物語はジョーカー率いるヴィラン軍団と戦う。という話の中に、一人では戦えないという答えが出る。
物語はオリジナルなのでコミックとつながりはないが、コミックも総括しているところがある。
つまりバットマンをレゴ映画ですべて総括してしまったのだ。
今年2019年は、バットマン誕生80周年になる。コミックではちょうど初登場したディテクティブコミックが1000巻を超え、特別コミックが次々と発行される。さらに本編の他に次々と別のタイトルが同時進行で発表され、イベントコミックでもバットマンがメインなど、まさしくバットマン祭りが来年まで続く。
この機会に映像でもレゴバットマンザ・ムービー、観ると納得できると思う。
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