第184号「バットマン フォーエバー」
「バットマン・フォーエヴァー」ネタバレ多少あり
おそらく子供の頃、一番最初にバットマンというアイコンに触れたのは、この映画からだったと思います。
前回のリターンズからティム・バートンは制作となり、新しく監督が交代した。
新しい監督は、ゴシックで工業的なゴッサムを受け継ぎながらも、蛍光ライトを使用して、これまでにない、黒に鮮やかた色を加えた、独自の世界観ができている。
主演はマイケル・キートンからヴァル・キルマーに変更され、ヒロインにニコールキッドマン、敵のトゥーフェイスにトミー・リー・ジョーンズ、リドラーにジムキャリーが抜擢され、豪華な顔ぶれとなった。
そして今回から登場するロビン。前作までは1人で活躍していたバットマンにもとうとう相棒のロビンが登場する。今回は相棒の誕生物語であり、バットマンというよりは、ロビンに焦点を当てた話になっている。
またバットマンの心の闇にも焦点が当てられ、コウモリがどれだけブルースにトラウマなのかを描いている。
このコンビが揃った瞬間、伝説は始まる。はずだった。
しかしこれまでの世界観があまりにも良くできていたため、今回から変化した世界観は受け入れられず、娯楽へ舵切りしたのもマイナスに出てしまったのでしょう。評判はいまいちだったが、スッキリと終われるバットマンとして、個人的にはティム・バートン制作の中では一番好きだ。
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