第180号「スーパーマン リターンズ」
「スーパーマン リターンズ」
クリストファー・リーヴ主演の一連のシリーズが終わりを迎えたあと、ドラマなどでスーパーマンは続いたものの、映画でスーパーマンが映像化されることは、しばらくなかった。
企画が浮上しては沈みを繰り返していたのである。
コミックスーパーマンを担当したライターが企画を出したり、脚本を書くなど、あらゆることをしたのだが、企画はスターウォーズに引っ張られた世界観がほとんどで、制作陣も迷走していた。
そんな中でブライアン・シンガー監督が出した企画は、クリストファー・リーヴ主演の1.2の続編として企画され、3.4がなかったことにして、スーパーマンが故郷の惑星クリプトを探しに向かい、帰ってきたところから物語はスタートする。
恋をしたロイスは別の男と結婚し、ルーサーは新たなる計画を企てる。
キャストを一新したこの事実上の3は、オールドファンの中では評価が良かったものの、ワーナーが見込んでいた利益には到達できず、結果的に、またシリーズは中断することとなる。
だがオールドスーパーマン。スーパーマンらしいスーパーマンを現代の技術で描いた、現時点では最後の映画になる。
ちなみにこの映画でスーパーマンに息子ができるのだが、原作コミックでは今、本当に息子がいるので、オリジナルお設定の不一致にはならない。
スーパーマンは親子3世代の壮大な物語にした映画である。
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