ようこそいらっしゃいませ。
ゆっくりしていってね。
さて本日の映画レビューは、一応の節目となるハイランダーシリーズ第4弾。
第174号「ハイランダー 最終戦士」
《ハイランダー 最終戦士 概要》
2000年公開のアメリカ制作の映画である。
クリストファー・ランバートが出演した最後の映画である。
映画の派生作品、ドラマシリーズの主演エイドリアン・ポールが主人公として中心的な人物として物語が進行する。
《ハイランダー 最終戦士 物語》
ニューヨークでコナー・マクラウドとダンカン・マクラウドは久しぶりに再開していた。
コナーとダンカンはスコットランドのマクラウド一族であり、コナーが村を去ってから、不死の民として覚醒したダンカンは、コナーの導きで、不死の民として修行していたのだった。
そしてこの再開の後、コナーの家が爆破され、コナーは姿を消す。
コナーはわかっていた。自分を狙っている敵が故郷の村で母を殺し、自分を悪魔と決めつけた神父の息子であることを。
母を助けに行った時、彼は神父を殺し、友であったジャコブを殺害するも、ジャコブもまた不死の民であった。しかもコナーへの復讐を誓い、不死の民を集め、彼を追い詰め、彼の動向を探っていたのだ。
コナーの居場所を知りたかったダンカンは、コナーが不死の戦いを避ける聖域にコナーがいることを知るが、その矢先に聖域がジャコブ率いる不死の民に襲撃され、全員殺害されてしまう。コナーを除いて。
ダンカンとコナーは再開し、これまでになく強大な敵ジャコブに絶望しか感じなかった。
ダンカンはしかもジャコブの部下の一人に数百年前、結婚して自らの手で不死の民へ覚醒させたケイトがいることを知る。ケイトは自らを一度殺したダンカンへ復讐を誓いジャコブと行動を共にしていた。
ジャコブはコナーへの最後の復讐を果たすべく、部下たち全員を殺害、殺害した者の経験、記憶はすべて殺害した者へ移動するという不死の民の決まりにより、ジャコブはすさまじい勢いで力を増していく。
コナーはこれを知り、ある決意を下すのだった。
ーハイランダー 最終戦士ーネタバレ(ドラッグして見てね)
コナーの決意、それは自らを犠牲にして友であるダンカンを強くすること。
この意図を知るダンカンはコナーに剣を向けることを拒む。しかしジャコブを止める手立てはこれしかないと変わっているダンカンは、断腸の思いでコナーの首をはねるのだった。
そしてダンカンとジャコブの最終決戦が行われ、ダンカンは見事に勝利する。
すべてを失ったかに思われたダンカンの元に、ケイトが姿を現す。2人はもう一度、不死の民として共に生きることを誓うのだった。
《ハイランダー 最終戦士 感想》
コナー・マクラウド最後の有志という形で物語は進むのだが、やはりドラマ版のダンカンに焦点を当てていることもあって、コナーはドラマ版同様、ちょい役でしか出てこない。しかもクリストファー・ランバートの老いはどうしても隠すことができず、動きに往年のキレはなかった。
また全三作けしてクオリティが良かったとは言えなかったものの、この4作目ほどチープではなかった。
話の流れとしても設定もドラマ版からの流用が大きく、ドラマ版を見ていない日本のファンからすれば、いまいち分らない部分が多い。特に聖域や監視者といった用語はドラマオリジナルであるから、筆者も見ていてさっぱりである。
シリーズとしてもこれまでのシリーズと矛盾する部分が多々あるので、まぁパラレルワールドということで、割り切ってみるのが、一番だと思いました。
本日の映画レビューは以上。
映画観るなら<U-NEXT>
PR
映画ランキング
コメント