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さて、本日の映画レビューは、前号から続いて、不死の民の宿命を描いた人気SF映画。
第172号「ハイランダー2 甦る戦士」
《ハイランダー2 甦る戦士 概要》
1991年公開された[ハイランダーシリーズ]第二作である。
一応の前作とのつながりはありつつも、突然の路線変更という形で物語が大きく異なっていることもあり、ファンの間では困惑の声が聞こえてきている。
《ハイランダー2 甦る戦士 物語》
地球は深刻な大気汚染に悩まされていた。
不死の民、コナー・マクラウドは、自らの知識を科学者たちに開示して、オゾン層の破壊を食い止めるため、地球全域をシールドでおおった。
地球は救われた。が、世界はシールドの影響で昼も夜もなくなり、湿度が高くなっていた。
それから25年、2024年、65歳になったコナーは世界を変えた悪魔として、憎まれていた。
そんな中、オペラを見に行った彼は、500年前、惑星ザイストで戦っていた過去を思い出すのだった。
惑星ザイストではカターナ将軍の圧政に民は苦しんでいた。
民の指導者ラミレスは、救世主であるコナーを選び、民を引き連れて戦いを挑んだ。
だが彼らは敗北、ラミレスとコナーは地球へ流刑となり、不死の民、ハイランダーとなったのだった。
過去の夢から覚めたコナー。
その時、カターナ将軍は、コナーを殺すため、刺客を地球へ派遣するのだった。
《ハイランダー 甦る戦士》ーネタバレー(ドラッグして見てね)
双子の刺客と戦うコナーは、老体で戦いに向かう。
そして戦いに勝ったとき、彼の体に刺客の生命エネルギーが流れ込み、若返った。
そして双子のもう1つのエネルギーは、シールドに弾かれて、イギリスに到達するのだった。
そして遠い過去に命を失ったコナーの師であり友、ラミレスが甦った。
ラミレスはコナーのもとへと向かう。
一方、刺客を返り討ちにされたカターナ将軍は自ら地球へ向かい、大暴れする。
コナーはラミレスと合流し、自分が作ったシールドが今は不要であり、そこから利益を得る企業とカターナ将軍が接触したことを知り向かう。
だが途中でラミレスは自らの命の力をコナーに見せ、コナーはカターナ将軍と最後の戦いに挑み、勝利、地球のシールドを破壊するのでった。
《ハイランダー2 甦る戦士 感想》
不死の民は惑星ザイストから流刑され、その代償で不死にされてしまうという、一応のつながりが前作からある。
前作は大昔のスコットランドから始まり、現代へ。
今作は太古の惑星から未来へと話がSFへと大きく変化している。
筆者個人としては、二部作で壮大な歴史がつむがれているように思っているのだが、ファンからしてみれば、この二作目は駄作らしい。
次回からは一作目の路線へと戻り、この二作目はなかったことにされている。
残念で仕方がない。
個人的にはこの路線でもっと未来へと、進んでほしかったのだが。
それとこの映画はボリュームとしては3時間はできるほどのボリュームであったが、無理やり詰め込んだかんは否めない。
それも、個人の好みなのかもしれないが。
本日の映画レビューはこんなところだろうか?
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