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さて、本日の映画レビューは、一大ブームを起こしたシリーズ第二弾。
第170号「幽幻道士2」
《幽幻道士2 概要》
1987年公開された、人気シリーズ第二弾である。
本作品で孤児たちの俳優が変わっているなど微妙な変化はあるものの、基本的には前作の続編にあたる。
《幽幻道士2 物語》
19世紀の中国では、出稼ぎに行って、事故や病気で亡くなった人を、キョンシーとして道士が術を施し、自らの足で故郷は帰らせていた。しかし道士の術が施された札がひとたびはずれれば、キョンシーは凶暴化して人を襲い、襲われた人も生きながらキョンシーへと変貌してしまうのだった。
前作で育ての親である親方がキョンシーとなり、それを金おじいさんとテンテンの活躍で封印した孤児たちは、金おじいさんとテンテンと共に、親方を故郷へ返すべく旅を続けていた。
そんなある日の夜、一行はキョンシーの行列と出会い、そこに現れたベビーキョンシー(術に囚われていない、父親を探し続ける子供のキョンシー)により、行列は乱され、騒ぎのうちに親方の封印が解かれてしまい、親方は逃げ出してしまった。
後を追う一行は、街でキョンシーに襲われた人々と遭遇する。
また西洋からキョンシー研究にやってきた神父一行も巻き込み騒ぎは大きくなる。
そんな中で孤児の1人スイカ頭がキョンシーに噛まれてしまうのだった。
次第にキョンシーとなっていくスイカ頭は、大好きなテンテンのためにある決断をするのだった。
《幽幻道士2 感想》
原作の『霊幻道士』シリーズに明確なつながりがなかったのに対して本作はシリーズを通して話がつながっているから、見やすいかもしれない。
映画のレビューとしては、シリーズの大きな物語の節目であり、主要キャラクターに事件が起こるところなどは、面白かった。
子供と一緒に見ても面白いとは思うが、筆者の知人は子供の頃に見て暗い印象を受けて、トラウマになっていた。それだけ本映画は、明るいだけとも言えないのかもしれない。
またシスターという西洋の女性が出てくるのだが、入浴シーンなど色気のあるシーンがあり、大人が見ても楽しめるかもしれない。
3部作の2作目である本作品は、次への布石になるが、テンテンの可愛さは、是非とも見ていただきたい。
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