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さて、本日の映画レビューは、一連のシリーズの節目となった第4弾。
第168号「霊幻道士完結編 最後の霊戦」
《霊幻道士完結編 最後の霊戦 概要》
1988年香港公開。日本では1989年公開になっている。
これまでシリーズを牽引してきたラム・チェンインが参加していない唯一の映画であり、プロデュースを1作目からつとめていたサモ・ハン・キンポーがてがけた最後の霊幻シリーズである。
《霊幻道士完結編 最後の霊戦 物語》
舞台は19世紀の中国。
出稼ぎ先で事故や病気で亡くなった人を術で故郷へ運ぶ道士は、弟子の待つ家へと帰宅する。
そこでは隣の家に僧侶が住み、道士と僧侶は互いに子供のようにいがみ合っていた。
それをいつも困った様子で道士の弟子、僧侶の女性の弟子は見ていた。
そんなある日、2軒の前を王族の葬列が通る。
亡き王族の遺体を運ぶ途中、面識のある道士をツル道士が訪ねてきた。
王族がキョンシーにならないようにしていたツル道士だったが、嵐の中で術が解けてしまい、キョンシーとなった王族は、自らの幼い息子を含めての毒牙にかける。
側近に救われた子供は、道士、僧侶のところへ助けを求め、王族キャンシーは、自らが噛ってキョンシーとさせた仲間たちとともに2軒へと迫った。
道士と僧侶の戦いが始まる。
《霊幻道士完結編 最後の霊戦 感想》
これまで群集劇へと大掛かりになってきた本シリーズなのだが、今回は原点回帰といったところだろうか。
規模はそれほど大きくないのだが、アクション、コメディとも、集中して見ることができる。登場人物も多くなく、頭で整理しやすく、分かりやすいシナリオになっていた。
残念ながら本シリーズでプロデュースをつとめていたサモ・ハン・キンポーが降板してしまい、節目となった映画であろう。
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