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さて、今日の映画レビューは、前号に引き続き、人気シリーズ第3弾。
第167号「霊幻道士 キョンシーの七不思議」
《霊幻道士 キョンシーの七不思議 概要》
人気シリーズ第三弾となる本映画は、前作の現代編が不評だったのか、舞台を19世紀中国へ戻している。
公開は1988年。
主演は引き続きラム・チェンインがつとめている。
また、キョウンシーの後のシリーズに出演することの多いリチャード・ウンも本映画で重要な役所をになっている。
キョンシーという東洋のゾンビを題材にした本シリーズにあって、この第三作に関しては、キョンシーではなく、妖術を使う悪霊が最大の敵であるのもまた、特殊なところであろう。
《霊幻道士 キョンシーの七不思議 物語》
半人前の道士ミンは、タイホウ、サイホウという兄弟のキョンシーと組み、各地で悪霊退治と言っては、タイホウ、サイホウがやられるふりをして、詐欺まがいの行為を繰り返しては金持ちから金を巻き上げていた。
そんな1人と2人の幽霊がある村へ到着すると、村を襲う悪霊の一味だとミンが勘違いされ、村の青年団に捕まってしまう。
ところがその村の医師であり凄腕の道士がやってきて、ミンを助ける。
するとそこへ妖術を使う女悪霊が出現し、道士と弟子たちは悪霊を井戸へ封じ込めることに成功した。
ミンと知り合いとなった道士は、ミンが2人のキョンシーをつれていることを見抜き、キョンシーは災いを招く、と敏しミンはそれを受け入れ、タイホウ、サイホウとの別れを決意するのだった。
ところがタイホウとサイホウを利用し、女妖術師は復活を遂げる。
道士とミン道士は弟子たちと協力し、女妖術師との最終決戦を迎えるのだった。
《霊幻道士 キョンシーの七不思議 感想》
前作、ユン・ピョウとラム・チェンインの肉体を使ったアクションは見応えがあった。ところがどうして現代に舞台設定をしてしまったのか、いまいち道士たちの格好良さ、19世紀の中国の衣装が出てこないこともあって、不満な点が多々あったのだが、今回は面白かったとうなずけるできになっていた。
ラム・チェンイン演じる道士のアクションはもちろんだが、ミン道士を演じたリチャード・ウンのコミカルな演技とシリアスな演技の融合が素晴らしく、本作の主演はリチャード・ウンと言って良いと筆者個人的には感じた。
また、最後の決戦での戦いは、シリーズ通しても、一番のできだと思えた。
ただいつも思うのだが、コメディの要素をもう少し減らしてくれたならば、筆者としてはありがたい気がした。
シリーズ一番のできだと筆者はオススメしたい。
本日の映画レビューは以上。
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