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さて、本日の映画レビューは、ロバート・レッドフォード、ブラッド・ピット共演のスパイ映画。
第163号「スパイゲーム」
《スパイゲーム 概要》
2001年、ロバート・レッドフォード、ブラッド・ピットの新旧の男前俳優が共演して話題となった。
物語は実在の歴史をもとにストーリーが組まれている。
《スパイゲーム 物語》
1991年、ロバート・レッドフォード演じるCIAのミュアーは、退職1日前になり、平穏に終わるかと思われた。しかし朝、かかってきた1本の電話が彼の最後の1日を、激変させる。
香港支局の友人ダンカンからの電話だった。
ダンカンによると昔の弟子で今では1人前の工作員ブラッド・ピット演じるビショップが中国の刑務所へ侵入、ある囚人を脱獄させてようとして、スパイ容疑で拘束されてしまう。
ビショップは米中通商会談の盗聴をする予定が単独行動を取るのだった。
CIAとアメリカ政府はビショップを見捨てることとする。
事態を知っていたミュアーは、対策室に入り込もうとするも、締めだす対策室を巧みな工作で、対策室へ入り込み、ビショップをスカウトする経緯を説明する。
ビショップの目的とは何だったのか?
ースパイゲーム ネタバレー
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1975年、ベトコンと協力してラオス軍のチェー将軍暗殺作戦を指揮していたミュアーは、狙撃手としてビショップをスカウト、見事に狙撃に成功するのだった。
このことからミュアーはビショップを工作員としてスカウトすべく、西側ドイツへと派遣させる。
派遣先で言葉も通じず追い込まれたところに、偶然を装ってミュアーはビショップの前に現れ、工作員に引き抜く。
東ドイツ人の亡命作戦で当確を表すビショップだったが、作戦の最中に協力者を見捨てるミュアーの決断に、ビショップは反発するのだった。
レバノンアメリカン大使館爆破事件の首謀者サラメ暗殺作戦へ派遣された2人は、難民キャンプで医師をしているサラメの主治医、報道カメラマンとしてビショップは接近する。
そこでボランディアをしているイギリス人女性エリザベスと出会う。
親密になる2人だったが、エリザベスを巻き込みたくないと思うビショップだったが、彼の元を去っていった。
そして作戦を実行するも、作戦が成功する確証がなかったミュアーは、爆弾でサラメをさつがいする。
この事件が決定的に2人の溝となり、ビショップは1人前の工作員として活動を開始、ミュアーはそれがビショップの最後の姿だった。
事情を話したミュアーは、彼を見捨てるならしかたない、と口ではいうが、裏では書類などを工作、上層部に秘密で作戦を遂行させ、ビショップを救出する。そしてビショップが助けようとした囚人はエリザベスだった。
ミュアーはエリザベスを拉致して、中国に押し付けていた。
ビショップを任務に集中させるための親心だった。
ミュアーは堂々と本部の門を出て行くミュアー。
その頃、CIAはビショップが救出されたこと、エリザベスも同様に救われたことをしる。
そして救われたビショップは、作戦を立てたのがミュアーだと察し、涙を流すのだった。
《スパイゲーム 感想》
これこそがスパイだ!
実際の歴史の裏で暗躍するスパイといはきっと、この物語に描かれているとおりなのだろう。
地味な映画かもしれない。
だけど名優2人がこれに真実味をもたらしている。
だからこそ、素晴らしく現実味があり、歴史と絡めている物語こそが現実という味を与えてくれる。
スパイ映画は好きで、筆者はよく見るのだが「ボーンシリーズ」がこれまでリアルだと言われているが、ほんとの意味でリアルなスパイはこの「スパイゲーム」なのだと思う。
本日の映画レビュー以上。
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