ようこそいらっしゃいませ。
訪問ありがとうございます。
さて、本日の映画レビューは、シリーズ第四弾。
イーストウッド自らが監督した名作。
第162号「ダーティハリー4」
《ダーティハリー4 概要》
時は1983年、大韓航空機がソ連領空内で撃墜される事件が発生したこの年に、人気シリーズダーティハリーの第4作目が公開された。
主演兼監督はクリント・イーストウッド、ヒロインに当時のパートナー、ソンドラ・ロックを起用している。
《ダーティハリー4 物語》
海岸に停められた1台の車から、股間を撃ち抜かれて死んでいる男の死体が発見される。
捜査するハリー・キャラハンは、被害者の出身地がサンパウロだと突き止める。
すると厄介払いができるとばかりに上司はハリーをサンパウロへ捜査に向かうよう命令する。
イヤイヤ現地に到着した直後、強盗事件に遭遇し、犯人を確保する。
ハリーが地元警察へ出向くと、サンフランシスコから来た厄介者だという噂はすでに地元警察へも届いており、嫌味で関係される。
事件の捜査を開始したハリーは、同僚がプレゼントしてきた犬の散歩中、画家のジェニファーと出会うのだった。
ーダーティハリー4 ネタバレー(ドラッグして見てね)
ジェニファーに興味を抱いたハリーは、彼女と話しているうちに、彼女が犯人ではないかと疑い始める。
その目星は正しく、ジェニファーは過去に自分と妹をレイプした犯人たちを殺していたのだ。
ハリーも被害者たちの接点が見えてきた中で、ジェニファーは最後の標的へとせまるも返り討ちにあい、捕まってしまう。
それを救ったハリーは、彼女が犯人だと知りつつ、被害者の男が一連の事件に使われた拳銃を持っていたことから、ハリーはその男が犯人だと主張、彼女と事件現場を後にするのだった。
《ダーティハリー4 感想》
昔は、天はにぶつを与えず、とは言われていたがイーストウッドは顔と演技と監督の才能があるらしい。
イーストウッドが監督した本作は、シリーズ最大のヒットとなっている。
テーマである女性への暴行。人間の闇を描き出すこの映画は、確かにシリーズの中でも重く、息苦しいくらいだ。
それに、ハリーだけではなくジェニファーの視点でも描かれているので、この殺しが必ずしも悪なのか? と考えてしまう。
結果的にハリーの決断も必ず正義なのか? という考えもあり、ただのアクション映画ではない。
また今作は唯一、44マグナムのリボルバー以外の銃器をハリーが使うのも特徴だ。
これまでのシリーズとは少し違うが、色々と考えさせられる映画だった。
本日の映画レレビューは以上。
映画観るなら<U-NEXT>
PR
映画ランキング
コメント