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さて、本日の映画レビューは、ロバート・ロドリゲス初監督作品。低予算で世界を驚かせたこの映画。
第149号「エル・マリアッチ」
《エル・マリアッチ 概要》
ロバート・ロドリゲス監督の出世作である。
後にシリーズ化されるマリアッチシリーズの第一作目。
制作費は7000ドルと少ないが、その何倍を稼ぎ出した映画だろうか?
《エル・マリアッチ 物語》
アズールは刑務所に仲間とともにある男を待っていた。昔、金を盗んで、今や大金持ちのモーリシスだ。
アズール
モーリシス
アズールは、モーリシスの手下を殺すと、ギターケースに武器を詰め込み、モーリシスの味とを探しにバーへと向かう。
同じくアズールと同じ街へやってきた1人のマリアッチは、ギターを片手に歌わせてくれるように、バーを回って頼んでいた。
そんな時、アズールがギターケースを抱え、黒い服を着ているとモーリシスに情報が入り、たまたま同じ格好をしていたマリアッチが勘違いで襲われ、逆に殺してしまう。
マリアッチ
そしてあるバーへ入ると美しい女性ドミノと出会う。
彼女はアズールだと勘違いしてマリアッチを襲うも、ケースの中身がギターであることを知って、彼を雇うことにする。
互いに惹かれ始めた2人だったが、ドミノはモーリシスの愛人だったのだ。
ーエル・マリアッチ ネタバレー(ドラッグして見てね)
ギターの腕前と彼の人柄に惹かれたドミノは、彼と一夜をともにする。
その矢先、マリアッチはモーリシスに捕まってしまうも、それがアズールでないことをモーリシスは手下にいい、マリアッチは釈放される。
マリアッチが捕まったことを知ったドミノが助けにモーリシスのアジトへ向かうと、アズールと出くわし、アズールはモーリシスの愛人だとわかるやいなや、人質にアジトへ踏み込む。
モーリシスへマリアッチの居場所を聞くと、モーリシスはそのドミノの言葉に逆上、ドミノを撃ち殺し、アズールも殺す。
そこへドミノを心配して駆けつけたマリアッチは、ドミノの遺体を発見、キスをする。
そして両手を上げて抵抗しないマリアッチの手をモーリシスは撃ち抜き、もがくマリアッチは落ちていたアズール拳銃で、モーリシスを撃つのだった。
そしてアズールのギターケースを持ち、ギターから銃へ持ち替えたマリアッチは、旅立つのだった。
《エル・マリアッチ 感想》
物語は非常にシンプルである。この映画が 7000ドルで制作され、現場で使用できる費用が僅か700ドルだったのだから、驚きだ。
友達を集め、無償でスタッフをしてもらい、制作費は監督本人がアルバイトで稼いだというから、すごい執念である。
B級映画は、面白くないのにしか当たったことはないが、これで監督が世界に羽ばたいたのは、納得できる。
それだけ出来がよく、派手な演出はないものの、カメラ割で見せるテクニックはすごい。
今見ても、面白くておすすめですよ。
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