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さて、本日の映画レビューは、心機一転、まさしく再起動したこちらの映画。
第158号「トリプルX 再起動」
《トリプルX 再起動 概要》
2017年、第2作目まで制作されたが、2作目が興行的にふるわなかったために、長らくシリーズは中断していたものの、1作目で主役を演じたヴィン・ディーゼルを再び迎えて、再起動したのがこの映画である。
共演に中国、インドを中心にトップスターを集結、世界標準の映画となっている。
《トリプルX 再起動 物語》
全作を通して登場するNSA工作員であり、トリプルXプロジェクトの創始者であるサムエル・L・ジャクソン演じるギボンズが中華街でサッカー選手のネイマールをスカウト中、宇宙から人工衛星が落下、ギボンズは死亡する。
この事件は、ハンドラの箱、という人工衛星を自在に操作できる兵器が使用された。
その箱をCIAは手にして、裏切り者がいると会議の場で幹部のマルケは言い放つ。
そこへ謎の男が入ってきて、幹部たちを殺害、凄まじい手際でパンドラの箱を盗まれていまう。
マルケはこの事件を解決するのが誰なのか、検討したとき、トリプルXプロジェクトから抜けた伝説の男、ザンダー・ケイジしかいないと結論付ける。
ザンダーは身を隠し、自由に生きていたのだが、ある時、街中で警察官に爆弾魔という疑いで囲まれる。
それが仕組まれたことだとすぐに気づいたザンダーは、空砲のショットガンを撃ち、CIAが裏にいることを気づく。
そして事件の詳細を聞かされたザンダーは、軍人と組むことになるのだが、自ら集めたチームで彼は独自の行動をとる。
そしてドニー・イェン演じるジャンとパンドラの箱の争奪戦が始まる。
ートリプルX 再起動 ネタバレー(ドラッグして見てね)
ジャンはこの世界を破壊すべきだとパンドラの箱を使用することを訴えるも、ジャンの仲間のセレーナはパンドラの箱はない方がいいと訴える。
ジャン率いるゴーストチームとトリプルXチームが戦う中、パンドラの箱はもう1つ、本物があった。
それを動かす者を追う2チームは、手を組み軍隊とも戦うこととなる。
そして2代目トリプルXアイス・キューブも登場。
全員で世界を救うのだった!
《トリプルX 再起動 感想》
現在の映画産業を象徴する映画と一言めにくるのがこの「映画トリプルX再起動」なのかもしれない。
主演のヴィン・ディーゼルのもう1つの人気シリーズ「ワイルドスピード」にも通じるが、チームを組み、そのチームの面々が豪華な俳優陣である。
そして今回はその俳優陣をアジアを中心に集めたのが今回の映画である。
敵でありライバルとなるドニー・イェン。
この生ける伝説とも言える中国のアクションスターは、幾度かハリウッド映画に出演している。しかしそれらはちょい役ばかりで、正直、ファンとしては欲求不満であったが、今回の映画ばかりは大満足であった。
このドニーを中心に、映画「マッハ」で世界的に有名となったトニー・ジャー。インド映画を背負う女優ディーピカー・パードゥコーン。韓国のアイドルグループEXOのクリス・ウーなどアジア圏のスターをそろえた、万国に通じる映画になっている。
また資本の面においても、映画の始めに中国企業のロゴがでるなど、アジア資本が参入していることは間違いない。
現在の映画市場における最大のターゲットは中国である。中国で成功した映画は例え、ハリウッドや他の国で興行的に失敗したとしても、続編を製作できる資金は確保できる。
インドでもそうだ。インドの映画産業はまだ成長段階だが観客動員数は世界最大、インドの全国民が年に二度は映画館に行っている計算ができるほどである。
そのアジア圏でのヒットとヴィン・ディーゼルのアクションを備えたこの万国共通の娯楽映画、観て損はない。
筆者は是非、ドニー・イェンが大男たちをなぎ倒すシーンを観ていただきたい。
エクスペンダブルズのように、世界規模のチームで是非ともシリーズ化を願いたい!
本日の映画レビューは以上である。
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