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本日の映画レビューは、キーラ・ナイトレイ主演の、勇気をもらえる映画。
音楽は陳腐な風景を真珠にする。
第157号「はじまりのうた」
《はじまりのうた 概要》
2013年に公開された、はじまりのうた、は公開された映画館の数は少なかったものの、口コミで評判を呼び、アカデミー賞歌曲賞にノミネートされた。
主演はキーラ・ナイトレイ。
また世界的に人気のあるマローン5のボーカル、アダム・レヴィーンも出演している。
《はじまりのうた 物語》
ロンドンから恋人デイヴの制作した曲が映画に使われるということでニューヨークへやってきたグレタは、制作のパートナーとして、恋人として彼のそばでサポートした。
ある日、デイヴが作った新作を聴いたグレタは、デイヴをひっぱたく。彼女はその愛の唄が自分のためではなく、他人のために制作されたことを歌詞の中から読み取ったのだ。
浮気を認めたデイヴ。
それから彼女はニューヨークで歌手活動をするスティーヴのところへ身を寄せる。
そして彼女がロンドンに帰る日が間近になったある日、バーで歌うスティーヴがアドリブで彼女をステージに上げる。
その歌声を偶然耳にした音楽プロデューサーのダンは、彼女をその場でスカウトするが、酔っぱらいの戯言だとグレタはことわったのだが。
ーはじまりのうた ネタバレー(ドラッグしてみてね)
ダンは昔、有名なプロデューサーだった。ところが今はヒット曲や歌手に恵まれず、家族にもあいそをつかれ、毎日、酒浸りの日々が続いていた。
そして共同経営者から会社を追い出され、また飲んだくれている時に、グレタをみつけた。
だが會社の力を使えないダンは、ニューヨークの街中で録音することを思いつく。
若手の演奏者や昔世話した大物ラッパーの力を借り、音楽はようやく完成する。
そんな時、デイヴから会いたいと連絡が来る。
そしてコンサートを見に行った彼女は、自らの歌手活動へ専念することを決意して、会社に内緒でダンと一緒に、ネットへ制作したアルバムをアップロードするのだった。
《はじまりのうた 感想》
はじまりのうた。という題名を見た時、誰のどういった物語が始まるのかと考えながら映画を鑑賞した。
そしてキーラ演じるグレタの新たなるスタートを描いているのだとすぐに分かった。
ただ話の流れからどこかでグレタとダンが恋愛に発展すると予想していた。
その気持ちはしかし2人とも抑えていたと思う。ダンは妻を愛していたし、グレタは新しいスタートを選んだ。だから気持ちは抑え、2人は音楽のパートナーの道を選んだ。
それが最善の道だから。
これは2人の新たなる人生のスタートの始まり。
人生のどん底に居た2人が互いに音楽で新たなる道をみつける物語。
人生の物語を応援してくれる、きっと明日にはいいことが待っていると予感させてくれる映画。
本日の映画レビューは以上である。
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