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ゆっくり見ていってくださいね。
本日の映画レビューは、リアルにロボットと言うものを突き詰めたこちら。
第156号「オートマタ」
《オートマタ 概要》
時に2014年、「バードマン」がアカデミー賞作品賞を受賞したこの年、スペインとブルガリアの合作で制作された。
主演はアントニオ・バンデラス。
《オートマタ 物語》
2030年、太陽触れたにより地球はほぼ砂漠化してしまい、地球人口の99%が死に絶えた時代。人類は数少ない人々が想像した都市に住み、ヒューマノイドロボットに砂漠化の抑制を託した。ところがそれに失敗したオートマタたちは、肉体労働するロボットとして転用され、
「人を傷つけない」
「自他を改造しない」
という2つのプロトコルの元、人の生活に入り込んでいた。
オートマタを開発、販売する企業に勤めるアントニオ・バンデラス演じるジャックは、そうしたオートマタの苦情、調査を行い、ロボットを利用して不正に保険を受け取る詐欺などを防いでいた。
ある日、捜査官が地下で自分を改造していたロボットを発見、破壊する。
この調査に乗り出したジャックは、不可思議なことに気づき始める。
ーオートマタ ネタバレー(ドラッグして見てね)
スラム街でロボットを改造している技師がいるはずだと睨んだジャックは、技師の捜索にあたるも技師は発見できず。
そしてオートマタたちが自我に目覚め始めていることに気づく。
それを隠したい企業はオートマタの破壊とジャックの暗殺を企てる。
折しもジャックの妻は出産した。その妻子が誘拐され、ジャックも人が生きていけない砂漠の真ん中に放り出されてしまう。
それを救ったのがオートマタたちだった。
オートマタたちはなんと部品をかき集め、全く違うロボットを創造していたのだ。
するとそこへ妻子を連れた企業のエージェントが現れ、死闘の末、ジャックは妻子を取り戻すもオートマタは数体破壊され、残ったオートマタとオートマタが創造したロボットは、人類が入れないさらに砂漠の奥へと行き、ジャックは妻子と共に街へと帰るのだった。
《オートマタ 感想》
SF好きとして、これだけは見逃せないと思い拝見しましたが、うーん、まとまりきれてない感じかな?
ロボットの哀愁はあったような気はする。
そしてロボットの悲しみもあった。
ロボットに関連する映画は「ターミネーター」シリーズを筆頭に「マトリックス」シリーズ「アイ・ロボット」など多く、小説で言えばアイザック・アシモフがロボット3原則を開発するなど、古くからある題材である。
そこへ入り込み、どういった物語を描くのか期待したが、王道といったところであろうか。だからこそ、もう少しひねりが欲しかったし、アイディアのある映像が続くのだが、これといった仕掛けはない。
「ブレードランナー」「ブレードランナー2049」と世界観がかぶっているのも意識的なのかそれとも、影響されただけなのか?
アイディアが多すぎて、まとまっていない感じの映画の印象を受けた。
本日の映画レビューは以上。
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